入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発 の感想
参照データ
タイトル | 入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Frankie Bagnardi |
販売元 | オライリージャパン |
JANコード | 9784873117195 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » ソフトウェア開発・言語 |
購入者の感想
React をまだ触ったことがなくて、「Hello, World」的なところからの解説を期待されている方はちょっと待った。
原著は「Developing a React Edge」で、決して入門的なタイトルではない。というので、このタイトルはミスリード
ただし、内容の方は悪くない。翻訳も現役のフロントエンドエンジニアが担当されてるようで、こなれている。
総じて言えば、本著はチュートリアルなどで React に触れて「なんとなくは分かった」という開発者がターゲット。「なんとなく分かった」というところから、ひとまず実務で使えるレベルにまで知識を補強する。そういう本です。
Hello, World 的なコードは出てこないし、TODO リストアプリケーションを作りながら各機能の使い方を覚える、みたいな内容もない。
一方、例えば、こんなことが書かれてる
・React は既存の類似ライブラリに比較してどのようなアドバンテージを持っているのか
・State と Props はどのように使い分ければ良いのか
・React コンポーネントを拡張するには、継承と合成どちらがよいのか
・コンポーネントのライフサイクルの詳細 ・・・ どのメソッドがどのタイミングで呼ばれるのか。またそれぞれのタイミングで何を実装すべきか
・Uncontrolled components と Controlled components とは何か。それぞれどう使い分けるべきか
・コンポーネントの親子関係があったとき、データフローはどのような注意点に着目して設計すべきか
・サーバーサイドレンダリング
・ルーター
・テストの仕方
・日本語版限定の付録として API リファレンス
などなど。
つまり設計指針とか、アンチパターンとか、その辺の知識が補強できる。
一方で、より大規模な開発でどのような設計を行うべきかというところには解説も行き届いてない。例えば Flux
原著は「Developing a React Edge」で、決して入門的なタイトルではない。というので、このタイトルはミスリード
ただし、内容の方は悪くない。翻訳も現役のフロントエンドエンジニアが担当されてるようで、こなれている。
総じて言えば、本著はチュートリアルなどで React に触れて「なんとなくは分かった」という開発者がターゲット。「なんとなく分かった」というところから、ひとまず実務で使えるレベルにまで知識を補強する。そういう本です。
Hello, World 的なコードは出てこないし、TODO リストアプリケーションを作りながら各機能の使い方を覚える、みたいな内容もない。
一方、例えば、こんなことが書かれてる
・React は既存の類似ライブラリに比較してどのようなアドバンテージを持っているのか
・State と Props はどのように使い分ければ良いのか
・React コンポーネントを拡張するには、継承と合成どちらがよいのか
・コンポーネントのライフサイクルの詳細 ・・・ どのメソッドがどのタイミングで呼ばれるのか。またそれぞれのタイミングで何を実装すべきか
・Uncontrolled components と Controlled components とは何か。それぞれどう使い分けるべきか
・コンポーネントの親子関係があったとき、データフローはどのような注意点に着目して設計すべきか
・サーバーサイドレンダリング
・ルーター
・テストの仕方
・日本語版限定の付録として API リファレンス
などなど。
つまり設計指針とか、アンチパターンとか、その辺の知識が補強できる。
一方で、より大規模な開発でどのような設計を行うべきかというところには解説も行き届いてない。例えば Flux