Photoshopペイントメソッド の感想

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まだパラっと見た段階です　仕事で絵を描いてはいますがPhotoshopは全く使いこなしておらず、もうすこし理解を深めたいと購入しました。
アナログ水彩のような塗りを覚えたいPhotoshop初心者の私には良書です。
ツールパネルのどこをクリックして〜という説明やブラシツールの読み込み方などにも触れておりかなり初心者向けなのではないでしょうか
私は忘れて必要になるたび検索しているくらいなので、それらの説明も本の形で手元に置けるのは嬉しいです。
透明度や流量の関係などぼんやり知っていても説明できるほどはっきり理解していない身ですが、表紙の通り美しい水彩のような塗り方を説明しているのでアナログ水彩に例えた説明も多く、
絵具を落とした写真も載っており実際アナログ水彩をやっていなくてもイメージしやすいです。
ついでに練習塗り用にカスタムシェイプツールやクリッピングマスクの使い方も説明していたり、自作ブラシの作り方やシームレスパターン作成にも触れています。
鉛筆スケッチのような描き方やアクリル絵具のような塗りも紹介されていますが、全体的には水彩のように塗る方法が多く説明されておりレイヤー効果等にはほとんど触れていません。
しかし細かくブラシの解説がされていますので、覚えてしまえば水彩っぽい塗り方でなくとも塗り用ブラシ設定にでしたら応用がきかせやすく、自分でカスタムできる幅が広がると思います。
タイトル通りの「ペイント」に重きを置いた構成なので、加工に重点を置いたイラストを描きたい方には向いていないかもしれません。

練習用の簡単な図形のにじみを見ているだけで美しくて実践するのが楽しみになります。
psdデータの収録されたCD−Rが付属しているのも嬉しいです。mac、winどちらでも使用できるようです。データはCS5以降対応、本の内容もCS5以降を想定していますとのことなので、それ以前の方はご注意を。