S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアギト グランドフォーム 約145mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア の感想

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順調に数を増やし続ける真骨彫シリーズ第4弾 仮面ライダーアギト です。

各造形
今回も裏切る事なく大変素晴らしい完成度。本物を縮小したかのような頭部やオルタリング(ベルト)、足底パターンや拳に至るまで、繊細な造りはこのサイズではほぼ完璧ではないかと思われます。
額のシグナル以外の透明であるべきパーツは全てクリアー成型、内部もキチンとディテールが彫り込まれてリアルです。黒のスーツ部分もほとんどがクウガの流用ではなく新規造形されている事にもこだわりを感じます。

各塗装
こちらも丁寧で、目立ったハミ出しもありませんでした(個体差はあると思います)。真鍮系ゴールドの調合も嫌味なく見事です。また、クウガもそうでしたが艶消しブラックの質感がとても良いです。

アクション
各関節は程よい硬さでポージングも付けやすく、バランスも良いので片脚立ちも可能。ショルダーアーマーが3重ジョイントになっているので、肩の自由度もかなり高いです。ただクウガなどに比べ顎が大きく、首周りに立て襟のあるデザインなので、頭をうつむかせるのは少々苦手なようです。

プレイバリューの1つとしてクロスホーン(ツノ)の展開状態を、頭部取り替えにより再現する事ができます。

付属品
クロスホーン展開の頭部と交換用手首が左右各3種のみ。武器などは入っていません。

追記
アクションフィギュアとしてのクオリティーが高く、人気のあるシリーズですが、第2弾の響鬼では店頭に長期間残り、第3弾のクウガの時は初回生産数が少なく店頭は瞬殺、発売日に倍以上のプレ値が付いたりと、かなりコレクターを振り回すシリーズでもあります。今回のアギトもクウガの時のようにならないかと心配して自分はAmazonで購入しましたが、友人は店頭で普通に買うことが出来たそうです。商品が正当価格でユーザーに行き渡るのはとても良い事です。第5弾のディケイドもそうなることを願います。