実践 Vagrant の感想
参照データ
タイトル | 実践 Vagrant |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Mitchell Hashimoto |
販売元 | オライリージャパン |
JANコード | 9784873116655 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コンピュータ・IT » インターネット・Web開発 |
購入者の感想
Vagrantを体系的に勉強したくなって本書を購入しました。英語のドキュメントはHashicopにあります。しかし、日本語のドキュメントは、断片的なノウハウはWebを検索すれば出てきますが、そもそもVagrantがどういう設計思想で作られ、どういう目的で使われているのかを知るには断片的な知識では不足です。Vagrant開発者であるHashimoto氏によって書かれており、そもそもの設計思想から学ぶことができます。補足された情報も役に立ちます。
vagrantは言ってみれば、virtualbox/vmware playerをさらに楽なインターフェイスで使えるようにしたツールです。プログラマとしての立場から言うと、新しいプロジェクトの度に仮想OSをWindowsに作成するのにうんざりしていたので結構前から目を付けていました。
kindleのみで出版されているものを除くと、2014年7月時点でvagrantに関するまともな解説書はこれだけです。基本的にvagrantのみの説明なので、virtualboxに不慣れな人はまずそちらを理解してから本書に取り掛かる方が良いのではないかと思います。
7章のプラグイン作成方法を読む必要のある人は少ないでしょうが、それ以外は役に立つでしょう。
ちなみに、本の出来とは何の関係もないですが、virtualboxの現状を考えると、今のところ、あまり自動プロビジョニングには期待しない方が良いかもしれません。それができるPC環境とできない環境があり、差が判然としないことが多いからです。Windowsで使っているからなのか同じボックスを使っているにも関わらず、マシンによって動作が異なってしまい、yum(CentOS6.5)が動かない状況にハマるとかなりフラストレーションが溜まること請合いです。
kindleのみで出版されているものを除くと、2014年7月時点でvagrantに関するまともな解説書はこれだけです。基本的にvagrantのみの説明なので、virtualboxに不慣れな人はまずそちらを理解してから本書に取り掛かる方が良いのではないかと思います。
7章のプラグイン作成方法を読む必要のある人は少ないでしょうが、それ以外は役に立つでしょう。
ちなみに、本の出来とは何の関係もないですが、virtualboxの現状を考えると、今のところ、あまり自動プロビジョニングには期待しない方が良いかもしれません。それができるPC環境とできない環境があり、差が判然としないことが多いからです。Windowsで使っているからなのか同じボックスを使っているにも関わらず、マシンによって動作が異なってしまい、yum(CentOS6.5)が動かない状況にハマるとかなりフラストレーションが溜まること請合いです。