ヴェノム 【世界最速ギタリスト/日本大幅先行リリース】 の感想

輸入盤についてのレビューです。本編はいつものImpellitteriですが、歌メロに関して言えば以前とは少し工夫が見られると思いますが、ロブが歌うとやっぱりImpellitteriだなと感じます。サウンドプロダクションは前作の硬質な感じより、より生々しい印象を受ける。輸入盤はボーナストラックを２曲収録しています。ROCK THROUGH THE NIGHTはアルバムのリードトラックでもいいんじゃないの？ってくらいの佳曲。REACH FOR THE SKYは笑っちゃうくらい本編のWE OWN THE NIGHTに似てます。本編だけじゃ足りない！方は輸入盤も購入してみてはいかがですか？

ロブ・ロック（Vo）参加アルバムの「あのサウンド」が聴きたい方。「買い」です。
クランチの利いたギター・リフと大仰なヴォーカル、シュレッダー感溢れるギター・ソロ、そしてタイトなリズム・セクション。
変わり映えしないと言われれば返す言葉がありません。
いつもの「アレ」ですから。
でも、「アレ」がもっと欲しい人もいるのです。
そういう貴兄には、安心してオススメできるアルバム。それが、本作です。

このバンドに変化を求めてはいけないのではないかと、近頃思えてきました。
変な色気を出そうとすると「PEDAL TO THE METAL」のうちの数曲のように危なっかしくなるだけです。
このレベルを維持してもらえるのなら、このままでいて欲しい。
僕はそう思います。

いつも通りの４０分足らず。
潔くてそれもまた良し。