明日、地震がやってくる! の感想
参照データ
タイトル | 明日、地震がやってくる! |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 世鳥アスカ |
販売元 | KADOKAWA/エンターブレイン |
JANコード | 9784047295681 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
震災関連の漫画をずっと探していました。
あの日まだ幼稚園児だった娘が早くも小学3年生になり、
あの日に日本で起きたことを覚えていて欲しかったからです。
でも二年前に福島在住の方が描かれた漫画を読んだとき、
私自身もまた辛い気持ちがよみがえり、涙で読み進めることが
できませんでした。
「現実を知らなくては」という思いと、失われた命や生活に思いをはせる度に、
いいようのない苦しさに襲われました。
東北や福島が東日本大震災の被災地として叫ばれるなか、
人的被害が少なかった千葉県や茨城県は、むしろ忘れられた
被災地になっていったように思います。
千葉県浦安市在住のこの本の著者であるアスカさんは、
「液状化」という被災だけで地震のことを描いていいのか、と苦悩します。
それでも他の人にそれを知ってもらいたいという思いで、
一生懸命当時の被災状況を描いています。
断水による生活環境の悪化、観光客による撮影、
買い占めによる品不足など、日常生活での苦労がどれだけ
人の精神状態を参らせるかが、ユーモアを交えて可愛らしいイラストと共に、
描かれています。
と同時に、家族や見知らぬ人からの親切がどれだけ心の支えになるのか、を
とても繊細に表現しています。
小学生の娘や、こどもがいる友達に勧めたくなる一冊です。
あの日まだ幼稚園児だった娘が早くも小学3年生になり、
あの日に日本で起きたことを覚えていて欲しかったからです。
でも二年前に福島在住の方が描かれた漫画を読んだとき、
私自身もまた辛い気持ちがよみがえり、涙で読み進めることが
できませんでした。
「現実を知らなくては」という思いと、失われた命や生活に思いをはせる度に、
いいようのない苦しさに襲われました。
東北や福島が東日本大震災の被災地として叫ばれるなか、
人的被害が少なかった千葉県や茨城県は、むしろ忘れられた
被災地になっていったように思います。
千葉県浦安市在住のこの本の著者であるアスカさんは、
「液状化」という被災だけで地震のことを描いていいのか、と苦悩します。
それでも他の人にそれを知ってもらいたいという思いで、
一生懸命当時の被災状況を描いています。
断水による生活環境の悪化、観光客による撮影、
買い占めによる品不足など、日常生活での苦労がどれだけ
人の精神状態を参らせるかが、ユーモアを交えて可愛らしいイラストと共に、
描かれています。
と同時に、家族や見知らぬ人からの親切がどれだけ心の支えになるのか、を
とても繊細に表現しています。
小学生の娘や、こどもがいる友達に勧めたくなる一冊です。