New Spring (Wheel of Time) の感想
参照データ
タイトル | New Spring (Wheel of Time) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Robert Jordan |
販売元 | MacMillan Audio |
JANコード | 9780736698948 |
カテゴリ | Audio CDs » Authors, A-Z » ( J ) » Jordan, Robert |
購入者の感想
この本は、2年に一度しか出ない The Wheel of Time シリーズの番外編で、sequel ならぬ prequel と呼ばれているものです。本編の方は、最近は話の進展が遅くていらいらしていたので、番外編の登場に「おや?」と思った人も少なくないはずです。この本の前評判では、本編よりも20年ほど前に設定されていて、最近のようなしがらみが少なく、ストーリー自体もスピーディだということでしたので、本編の最新刊 (Book Eleven: Knife of Dreams) がなかなか発売されないこともあって、待ちきれずに購入しました。この話は Aes Sedai になる前の Siuan と Moiraine の物語で、Moiraine が Lan と出会う辺りの話が中心です。知らなかったのですが Siuan と Moiraine の2人は友達同士だったようです。既に Accepted にはなっていて、最高峰の Aes Sedai を目指す辛い修行に耐えていきます。この修行の最中に、予言者が「男で channel できる赤ん坊 (Rand) が誕生した」という予言をして死んで行く所を2人は目撃してしまいます。channel 出来る男は存在してはならないという掟のようなものがあって、探し出して channel 能力を消す必要があるのですが、過激な Black Ajah は赤ん坊のうちに Rand を抹殺したいようです。
実際の所、話がすいすいと軽快に進むのかと思って読み始めたのですが・・・何ともはや、よけいなと言っては失礼なのですが、とにかく情景描写が長すぎます。どうでもいいような解説(これが文学的にもてはやされているのでしょう)が多すぎる点は変わっていません。しかし、登場人物の数が限られているので、複雑な話にはならないため、物語の進行が相対的に早く感じるのは不思議です。
これを読み終わって驚いたのは、このように背景をしっかり説明してもらうと、もう一度あの膨大な本編を読み返したくなった事です。1冊目は何だか良く分からずに読んでいたはずで、何冊か読み進むうちに次第に引き込まれてきた訳です。しかし、最初から前振りがあったとしたら更に楽しく読めたはずです。現実的には約 8,000
実際の所、話がすいすいと軽快に進むのかと思って読み始めたのですが・・・何ともはや、よけいなと言っては失礼なのですが、とにかく情景描写が長すぎます。どうでもいいような解説(これが文学的にもてはやされているのでしょう)が多すぎる点は変わっていません。しかし、登場人物の数が限られているので、複雑な話にはならないため、物語の進行が相対的に早く感じるのは不思議です。
これを読み終わって驚いたのは、このように背景をしっかり説明してもらうと、もう一度あの膨大な本編を読み返したくなった事です。1冊目は何だか良く分からずに読んでいたはずで、何冊か読み進むうちに次第に引き込まれてきた訳です。しかし、最初から前振りがあったとしたら更に楽しく読めたはずです。現実的には約 8,000