ブッダが教えた「業(カルマ)」の真実 初期仏教の本 の感想

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参照データ

タイトルブッダが教えた「業(カルマ)」の真実 初期仏教の本
発売日2014-01-13
製作者アルボムッレ・スマナサーラ
販売元宗教法人日本テーラワーダ仏教協会
JANコード登録されていません
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 仏教 » 仏教入門

購入者の感想

タイトルの通り仏教の業の法則について解説した本です。
大変わかりやすく解説しています。
これを読んだら同一著者の
Power up your Life という本を読むことをお勧めします。
さらに詳しく業の法則について解説しています。

結局のところ自業自得や諸法無我、諸行無常を理解するには
心とは何かということを理解していなければならないのだな
と思いました。
別の本で著者が解説していましたが「心とは感覚である」ということです。
人間の体には五感にともなう何億という感覚器官の神経細胞が存在します。この神経細胞に刺激が入るたびに心が生まれ消滅します。これが生まれてから死ぬまで続きます。
前の心が行った行為の結果は、後の心が受けとります。
前の心と後の心は別の心です。
自業自得の自業の自分と自得の自分は違う心です。
だから諸法無我が成り立つのだと思います。
自分という観念がそもそも錯覚なのでしょう。
著者の本は一冊二冊読んだだけでは真理を理解することはできないでしょう。数十冊読んでやっと仏教の外郭を理解することができます。
著者の本を複数読むことをお勧めします。

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