世界基準の上司 の感想
参照データ
タイトル | 世界基準の上司 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 赤羽 雄二 |
販売元 | KADOKAWA/中経出版 |
JANコード | 9784046010506 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » リーダーシップ |
購入者の感想
上司が陥りがちな罠を解説し、上司とはどうあるべきかを説いた指南書。信頼できる上司になるためには、ハードルが高くてもやらなければならないことがある。感情に任せて叱りたくなることもあるけれど、それでは部下は成長しない。こうなってはならないと思っていても難しいが、べからず集として肝に銘じておきたいことをインプットできた。部下のマネジメントに課題を感じている方におすすめ。
【学びのポイント】
1)部下を馬鹿にしない
・初めて部下を持つと、部下のスキルの低さに目が行ってしまい、どうしても馬鹿にしたくなることがある。上司として自信がないと、何の意味もないのに妙に張り合ったり、こちらが優位だと示したいあまりに部下の欠点をあげつらったりする。
・そういうふうに接していいことは何もない。むしろ部下の気持ちから言うと、「そんなに馬鹿にしたいならすればいい。後で恥をかくのはそっちだぞ」となる。一生懸命やろうという気持ちは当然なくなってしまう。周囲も、そういう狭量の上司を冷ややかな目で見ることになる。
・むしろ、気をつけるべきは、初めての上司の立場として仕事をきちんとやれているのかどうかだ。部下への目標設定のしかた、助言のしかた、成果の出させ方、チームのまとめ方等、粗はいくらでも見つかる。そもそも、こちらに自信があれば心に余裕があるので、あえて馬鹿にすることもない。
・どうすべきか。無理をせず、格好をつけず、部下の話を全部聞き、助言を求め、しっかりと方針を立てる。一度決めた方針は簡単には変更しないものの、状況が変われば躊躇なく変更する。困った時、慣れない時は、立場の上下を問わず教えを請う。
2)信頼できる上司になるために
・人間的にいかに信頼できても、あまり有能でないと思われたら、「いい上司なんだけど」「応援したいけれど、頼りない」となってしまい、完全な信頼にはならない。
・その上司が話を聞いてくれ、裏表がなく、感情的でもなく尊敬できるうえ、仕事ができて、その部署で仕事をすることで成功体験が得られ、成長できることが必要だ。
・「そんなことはとても無理だ」「ハードルが高すぎる」と思う人も多いと思うが、そう思ってしまったら、成長は止まる。
【学びのポイント】
1)部下を馬鹿にしない
・初めて部下を持つと、部下のスキルの低さに目が行ってしまい、どうしても馬鹿にしたくなることがある。上司として自信がないと、何の意味もないのに妙に張り合ったり、こちらが優位だと示したいあまりに部下の欠点をあげつらったりする。
・そういうふうに接していいことは何もない。むしろ部下の気持ちから言うと、「そんなに馬鹿にしたいならすればいい。後で恥をかくのはそっちだぞ」となる。一生懸命やろうという気持ちは当然なくなってしまう。周囲も、そういう狭量の上司を冷ややかな目で見ることになる。
・むしろ、気をつけるべきは、初めての上司の立場として仕事をきちんとやれているのかどうかだ。部下への目標設定のしかた、助言のしかた、成果の出させ方、チームのまとめ方等、粗はいくらでも見つかる。そもそも、こちらに自信があれば心に余裕があるので、あえて馬鹿にすることもない。
・どうすべきか。無理をせず、格好をつけず、部下の話を全部聞き、助言を求め、しっかりと方針を立てる。一度決めた方針は簡単には変更しないものの、状況が変われば躊躇なく変更する。困った時、慣れない時は、立場の上下を問わず教えを請う。
2)信頼できる上司になるために
・人間的にいかに信頼できても、あまり有能でないと思われたら、「いい上司なんだけど」「応援したいけれど、頼りない」となってしまい、完全な信頼にはならない。
・その上司が話を聞いてくれ、裏表がなく、感情的でもなく尊敬できるうえ、仕事ができて、その部署で仕事をすることで成功体験が得られ、成長できることが必要だ。
・「そんなことはとても無理だ」「ハードルが高すぎる」と思う人も多いと思うが、そう思ってしまったら、成長は止まる。
私自身は上司という立場ではないですが、
リーダー職にあり、
今後上司という立場になった際を想定して、
本書を読ませていただきました。
非常に実践的かつ気づきの多い内容でしたので、
あっという間に読み終えました。
特に、「ポジティブフィードバックの重要性」
「叱ることも怒ることも大差ない」と書かれた下りは、いたく感激し、
とても勇気づけられる内容でした。
私自身、パートナー、友人とのコミュニケーションにおいて、ポジティブフィードバックを行うことで良好な関係を築けることは実感しており、職場でも実践すべきという考えを持っています。
今の職場では、上司が部下を叱って指導することを是とする風潮があります。
叱ることや意見を強くすることで、
上司としての影響力を強めているように見受けられます。
(ポジティブフィードバックは相対的に少ないです)
ハードワークやストレスで休職・退職していく人を見てきたり、
なかなか思うように後進の人材が育ってこない現況を見ている中で、
このままではよくない、という問題意識を持ちつつ、自分も将来的には叱って指導するスタイルをとらなければいけないのだろうか、
と漠然と不安に感じておりました。
本書を読んで、
自分の考えは間違っていなかったんだと
勇気づけられるととともに、
今の職場で自らが新しい上司のロールモデルとして、雰囲気、風土を変えていきたいという決意を強く持てました。
リーダー職にあり、
今後上司という立場になった際を想定して、
本書を読ませていただきました。
非常に実践的かつ気づきの多い内容でしたので、
あっという間に読み終えました。
特に、「ポジティブフィードバックの重要性」
「叱ることも怒ることも大差ない」と書かれた下りは、いたく感激し、
とても勇気づけられる内容でした。
私自身、パートナー、友人とのコミュニケーションにおいて、ポジティブフィードバックを行うことで良好な関係を築けることは実感しており、職場でも実践すべきという考えを持っています。
今の職場では、上司が部下を叱って指導することを是とする風潮があります。
叱ることや意見を強くすることで、
上司としての影響力を強めているように見受けられます。
(ポジティブフィードバックは相対的に少ないです)
ハードワークやストレスで休職・退職していく人を見てきたり、
なかなか思うように後進の人材が育ってこない現況を見ている中で、
このままではよくない、という問題意識を持ちつつ、自分も将来的には叱って指導するスタイルをとらなければいけないのだろうか、
と漠然と不安に感じておりました。
本書を読んで、
自分の考えは間違っていなかったんだと
勇気づけられるととともに、
今の職場で自らが新しい上司のロールモデルとして、雰囲気、風土を変えていきたいという決意を強く持てました。
組織論やリーダーシップ論の死角を埋める、実践家による実践のための実用書。
しかし深い。凡百の上司本とは一線を画する素晴らしい内容。
中間管理職以上が、この本の内容をきちんと実践すれば、
それだけで、多くの企業の業績は急激に改善するのではないかと、本気で思う。
読みながら、そうそう、そうなんだよ!よく言って(書いて)くれた!の連続であった。
私の理解では、この本は、いわば山本五十六の名言の実践方法でもある。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
この指針を、現代の技術と環境で具体的に実践する方法が書かれている。
しかし深い。凡百の上司本とは一線を画する素晴らしい内容。
中間管理職以上が、この本の内容をきちんと実践すれば、
それだけで、多くの企業の業績は急激に改善するのではないかと、本気で思う。
読みながら、そうそう、そうなんだよ!よく言って(書いて)くれた!の連続であった。
私の理解では、この本は、いわば山本五十六の名言の実践方法でもある。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
この指針を、現代の技術と環境で具体的に実践する方法が書かれている。