中・高生のための現代美術入門 ●▲■の美しさって何? (平凡社ライブラリー) の感想
参照データ
タイトル | 中・高生のための現代美術入門 ●▲■の美しさって何? (平凡社ライブラリー) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 本江 邦夫 |
販売元 | 平凡社 |
JANコード | 9784582764871 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » アート・エンターテイメント » アート・芸術 |
購入者の感想
現代アート、特に抽象画に今ひとつ興味がわかない人におすすめです。(現代といっても1960年くらいまでです。)
美術がなぜ抽象的になっていったのか、19世紀後半からの歴史を紐解きながら、幾何学図形に込められた意味を探ることができます。
少し、理屈っぽいところもありますが、一度読んでから抽象画を観てみると、今までと違う「良さ」が感じられます。
本に取り上げられているマレーヴィッチ、ニューマン、ステラ、ロスコの作品は、川村記念美術館に展示されているので、一度行ってみたくなりますよ。
美術がなぜ抽象的になっていったのか、19世紀後半からの歴史を紐解きながら、幾何学図形に込められた意味を探ることができます。
少し、理屈っぽいところもありますが、一度読んでから抽象画を観てみると、今までと違う「良さ」が感じられます。
本に取り上げられているマレーヴィッチ、ニューマン、ステラ、ロスコの作品は、川村記念美術館に展示されているので、一度行ってみたくなりますよ。
ある美術館で現代アートのコーナーで退屈し「どうして、こんな線の集合が面白いんだろう」と思った後、そのミュージアムショップで偶然手に取った本です。
教科書的に単なる画家の紹介に終わらず、その思想的な背景や社会的コンテクストまでやさしく紹介している点に好感が持てました。こまごまとした知識ではなく、現代美術の根幹の部分の考え方に興味がある方におすすめの本です。私自身、芸術方面専門ではないので、絵画がどうしたこうしたというようなことよりも、もっと思想的な部分に興味があったこともあり、大変楽しく読むことができました。
「中・高校生のための」とタイトルにあるように、美術の分野に知識のない私などには読みやすい本でした。しかし、決して「中・高校生」の知的レベルに合わせて書かれているわけではありません。文章のスタイルは「中・高校生」フレンドリーですが、内容は大学生、またはそれ以上でも十分満足できるものだと思います。思想には興味があるけど、芸術関係のことは今まであまり読んだことがない、そのような方にお勧めの本です。0
教科書的に単なる画家の紹介に終わらず、その思想的な背景や社会的コンテクストまでやさしく紹介している点に好感が持てました。こまごまとした知識ではなく、現代美術の根幹の部分の考え方に興味がある方におすすめの本です。私自身、芸術方面専門ではないので、絵画がどうしたこうしたというようなことよりも、もっと思想的な部分に興味があったこともあり、大変楽しく読むことができました。
「中・高校生のための」とタイトルにあるように、美術の分野に知識のない私などには読みやすい本でした。しかし、決して「中・高校生」の知的レベルに合わせて書かれているわけではありません。文章のスタイルは「中・高校生」フレンドリーですが、内容は大学生、またはそれ以上でも十分満足できるものだと思います。思想には興味があるけど、芸術関係のことは今まであまり読んだことがない、そのような方にお勧めの本です。0