甘城ブリリアントパーク5〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉 の感想

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参照データ

タイトル甘城ブリリアントパーク5〈ファンタジア文庫電子応援店限定版〉
発売日2014-10-18
製作者賀東 招二
販売元KADOKAWA / 富士見書房
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

 今回も短編集的な構成になっていまして、話別に感想を書いていきます。
「安達映子も大人じゃない」
 3巻から続いた、新人アルバイト三人娘とマスコット三バカの絡みを描いた中編も、今回の安達映子とマカロンで最後です。
 安達映子って、面接時の経緯から、天然ボケキャラというイメージが私の中で定着してましたけど、今回の話で周りに気を遣う余り色々我慢して溜め込んでるという一面が判明しました。
 そしてマカロンの方も、離婚した元奥さんとの娘絡みでハイになったり落ち込んだり、まるっきり娘との距離とかで悩む人間の男親みたいですね。その辺が映子の父親とのシンパシーになって、遊園地の問題を解決する一助になるのですが、詳しい事は割愛と言う事で。
 でも一番の見所(笑い所)は人間体とマスコットとの変身アイテム『鋼鉄のミッチ』が出てくる場面ですね。外見は思いっきり某有名な拷問具で、そこに入れられたマカロンが変身の過程で激痛に苦しむうちに妙にハイになったり、変身を繰り返すうちに別の世界にトリップしてませんか的な展開を入れる所をシリアスな話に挟む所が賀東テイストですね。

「『鋼鉄のミッチ』のその後──」
 こちらは前の話の後日談と言いますか、前巻の三バカ人間体化ネタを再度引っ張り出して、精霊四人娘を軸に展開されます。
 それにしてもあの子があの子にあんな感情を抱いてたとは思いませんでした。あといすずのマスコットバージョンも思わず笑ってしまいますね(本人には気の毒ですけど)。
 曖昧な説明になって申し訳ありませんが、詳しくは本を見て頂くと言う事で。(汗)

「リアリティ・バイツ」
 甘城ブリリアントパークも西也のテコ入れやキャストの頑張りの甲斐あって、動員数が徐々に上がっているようですが、そうなるとアトラクションの回転数を上げなくては客を捌ききれず、そのためには客1人当たりの時間などサービスの質を下げなくてはならない訳で。

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