中国怪奇小説集 新装版 (光文社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 中国怪奇小説集 新装版 (光文社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岡本 綺堂 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334741150 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 中国文学 |
購入者の感想
昭和10年にサイレン社から出た『支那怪奇小説集』の改題・復刊。ほかにもいくつかの版がある。
六朝から清までの、いわゆる志怪小説から、220篇を訳出したもの。原典は『捜神記』、『録異記』、『子不語』など。各時代からバランス良く集められているのが面白い。
原典に忠実に訳しているようだ。それでいて格調高く、流麗な文章となっており、岡本綺堂の腕前がうかがえる。
単に残虐とか恐怖というのでなく、不可思議な味わいのものばかり選ばれている。おちがないものも多く、読者は投げ出されたような気分になったりする。
こういうのが好きな人にはたまらないだろう。0
六朝から清までの、いわゆる志怪小説から、220篇を訳出したもの。原典は『捜神記』、『録異記』、『子不語』など。各時代からバランス良く集められているのが面白い。
原典に忠実に訳しているようだ。それでいて格調高く、流麗な文章となっており、岡本綺堂の腕前がうかがえる。
単に残虐とか恐怖というのでなく、不可思議な味わいのものばかり選ばれている。おちがないものも多く、読者は投げ出されたような気分になったりする。
こういうのが好きな人にはたまらないだろう。0