HGUC 1/144 NZ-999 ネオ・ジオング (機動戦士ガンダムUC) の感想

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情報公開直後からそこら中で言われていることですが、第一印象はまずデカい、これしかありませんでした
最初は店頭で買おうと思っていたものの、持ち上げてみたら想像以上に重く店頭買いを断念、通販に切り替えました

肝心の出来はというと良い意味でも悪い意味でもHG、そのような印象を受けました、特に顕著なのがパーツ分けです
HGらしくパーツ数は抑えられているものの、付き詰めすぎたせいか腕の先や脇の下の白い部分がシールでの再現になってました
ここは十分別パーツで再現できる大きさだと思うのですが・・・
見た目という観点では、肩部側面のスラスターユニットのカバー内メカ部分もグレーの個所ですが本体部分と一体成型であるため
充分な広さがありながら別パーツでなく素組だと見栄えが少々悪いことに(まあ、ここを開きっぱなしで飾る人はあまりいないと思いますが)

上記2点は個人的には許容範囲内だった点ですがどうしても不満が残ったのは指とフロントアーマーの隠し腕の2点でしょうか
前者は指を開いている本編のカットを載せておきながら固定式でリード線による射出ギミック等も無し
後者は説明書の紹介でフロントアーマー内にランディングギアがあり隠し腕としても運用可能という記述がありながら同様にそのようなギミック無し

ものがものだけに少しでも価格を抑えるためにパーツ数を減らそうとするのは理解できますが、MGでの発売がまず望むことができず
このHGが実質的に決定版になるというのにギミック面で妥協されてしまったことは非常に残念でした
不満点が色分けに収まっているのであれば塗装で対応できるのですが、やすやすと対応できないギミック面にまで及んでしまったので
1つ減らして4つ星評価にしたいと思います