Bonnie Raitt [Analog] の感想
参照データ
タイトル | Bonnie Raitt [Analog] |
発売日 | 1990-10-17 |
アーティスト | Bonn Raitt |
販売元 | Warner Bros / Wea |
JANコード | 0075992719414 |
Disc 1 : | Bluebird Mighty Tight Woman Thank You Finest Lovin' Man Any Day Woman Big Road Walking Blues Danger Heartbreak Dead Ahead Since I Fell for You I Ain't Blue Women Be Wise |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ポップス |
購入者の感想
ブルースっぽく、カントリーっぽく、ルーツオブロックな彼女だが、このファーストアルバムは極めつけ。エレクトリックなガンガンブルースではなく、おとくいのアコースティックなスライドギター、ピアノ、ハープ、サックスなど、生音が生きる楽器をふんだんに使い、あくまで黒っぽく渋い。1曲目は少しアップテンポではじまるが、泥臭さがなんともいえない。出だしからゾクッときてしまう。また彼女のボーカルがこの音楽にハマること。ハミングチックでメリハリのある声の質と歌いかた、下積みの強みか、ファーストにしてすでに完成されているのだ。録音状態はへたにリマスターされていなく、レコード時代の録音に近い感じ。それがまた良さを引き立てる。このままがいい。最後の曲は、ピアノとしっとり歌うボーカルが、スタジオライブ的にも聞こえる。キャリアの長くなったボニーの数あるアルバムは、音やコラボミュージシャンが変わっても、ルーツっぽい曲がどこかに入っており、基本は変わっていない。彼女の音楽ポリシーはこの作品を聞けば筋金入りであることがわかる。