秋元真夏の『推しどこ?』 [DVD] の感想

　うーん。乃木坂46大好きだし、「乃木坂ってどこ？」も第1回からずっと見てきて、全てを保存しているファンとしては、今回の商品化は大歓迎だけど、手放しで歓迎は出来ない。
　乃木坂46のメンバーや「乃木坂ってどこ？」の番組自体に問題は何もないのだが、今回の商品化のやり方が、どうしても「やっつけ仕事」っていう印象がある。

　画面左上に出てくる「未公開」のスーパーの表示の仕方もかなりいい加減。
　テレビで放送されたシーンに対しても「未公開」のスーパーが出ずっぱりなので、テレビを見ていない人にとってはそんなシーンも「未公開」と認識されてしまう。　テレビで放送されたシーンが未公開シーンに挟まれる形で収録されているケースもあるので、いちいちスーパーを切り替えるのが面倒だったのかな、と邪推してしまう。
　面倒がらずに、きちんとスーパーの切り替えを行っている作品は他にいくつもあるので、やはり手抜きをしているとしか思えない。
　逆にテレビでは未公開だったシーンなのに「未公開」のスーパーが出ていない箇所もある。

　それと、テレビで放送されたシーンが、今回のＤＶＤ化によってカットされている回があり、その旨の説明がない。
　もしかしたら未公開シーンを挿入するためにテレビで放送されたシーンをカットしたのかと思ったのだが、実際にテレビ放送シーンがカットされている「高山一実」盤のトータルの収録時間は149分なのに対して「白石麻衣」盤のトータル収録時間は161分であり、収録時間の都合でカットされたとは思えない。
「星野みなみ」盤にも、テレビ放送分がカットされている回があり、他にもあるかも知れない。
　ちなみに7本のうち、一番収録時間が短いのが「秋元真夏」盤で146分であり、「白石麻衣」盤よりも15分短い（15分も、なのか、15分しか、なのかはわからない）。
　画像にしても、僕がブルーレイに保存している画像の方がきれい、ってのは市販の商品としてはどうなのだろう。

　ついでに書くと、ジャケットもあまり良いとは思えない。
　紫の中に生首がポツンと浮かんでいるように見えてしまう。
　もっと明るくて華やかなジャケットしてほしかった。