振り切る勇気 メガネを変えるJINSの挑戦 の感想

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H&Mがファッションを民主化したように、メガネの民主化をしたいという言葉がすてきだ。

JINSの社長、田中さんが書かれたビジネス書です。

ビジネス一般論ではなく、JINS成功の裏話ですので
この本を読んだだけで企業のアイディアが生まれてくるような類ではありません。
しかし、メディア露出がすく似合い田中社長の
お話が読める貴重な本でしたので満足しています。

この本で私が参考になったポイントを下記に引用して紹介します。

・僕がテレビCMをつくるときに、社員のみんなによく話すのは、
「ショッピングセンターに入居している店舗にいらっしやるお客さまの目線を忘れるな」ということだ。
ショッピングセンターの店舗にいらっしゃるお客さまというのは、「全国区の目線」をわかりやすく言ったものだ。
東京は特殊な場所だ。東京でうけたスタイルは、全国ではなかなかうけない。

ではなぜ、新業態でカフェとメガネ店を組み合わせようと思ったのか――。
そのころカフェブームだったこともある。それに、メガネはできあがりまでにお客さまに待ってもらう。
メガネをつくっている間の待ち時間、カフェで過ごせたらいいだろうなと思ったのだ。
さらに、前橋市郊外は人が密集しておらず、お客さまは遠くから来店してくださる。
メガネを買うという目的だけでひんぱんに来店してもらうのは難しいだろうという考えもあった。
足を運んでもらうのに、カフェはいい理由になると思ったのだ。0