サラリーマン山崎シゲル (ポニーキャニオン) の感想
参照データ
タイトル | サラリーマン山崎シゲル (ポニーキャニオン) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 田中光 |
販売元 | ポニーキャニオン |
JANコード | 9784865290509 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » エンターテイメント » サブカルチャー |
購入者の感想
中年の頼りない風貌でありながら柔らかな空気に包まれる部長が、サラリーマン山崎シゲルという典型的なサラリーマンの記号をなぞったような若者の、その破天荒で突飛で不可思議な行為を淡々と処理していくという構図にあり、この作品はそのやりとりの無茶苦茶の中にあるのほほんとした感動を与えます。読み易い絵柄にシリアスと呑気な空気の両極端にあるギャップにくすりと笑わせられるのは、作者の田中さんが大学で版画を先行し現在はお笑いを職にしているという事で納得しました。
ただ、面白いには面白いのですが、この一作品でも読み進めていくうちにこの呑気な笑いに若干飽きがきました。笑えはするのですが、いつか飽きるだろうなという予感が終始あり、さっきもこんな感じの読んだな、というデジャビュ感があります。僕個人がそう考えすぎているだけかもしれませんが、笑いの種類が殆ど全て同じなので、読む人によっては全く楽しめないという人もいるかもしれません。
ただ、面白いには面白いのですが、この一作品でも読み進めていくうちにこの呑気な笑いに若干飽きがきました。笑えはするのですが、いつか飽きるだろうなという予感が終始あり、さっきもこんな感じの読んだな、というデジャビュ感があります。僕個人がそう考えすぎているだけかもしれませんが、笑いの種類が殆ど全て同じなので、読む人によっては全く楽しめないという人もいるかもしれません。