ゲームの教科書(ちくまプリマー新書) の感想
参照データ
タイトル | ゲームの教科書(ちくまプリマー新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 馬場 保仁 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480688026 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » IT » 情報・コンピュータ産業 |
購入者の感想
「ゲーム好きで、キャリアとしてのゲームを考えている人」が対象の本と想定して読みましたが、あまりにも固い内容に驚きました。ゲームとは、ゲームの開発とは、ゲームに関わる仕事に向いている人物とは、と、主要な項目は抑えてありますが、あまりにも口調が淡々としていて、「キャリアとしてのゲーム」に魅力を感じられませんでした。「業界人以外は知らない、とっておきのエピソード」とか、「◯◯開発中に起きた思いがけない出来事」などの挿話、そして他のレビューワーの方も指摘しているところですが、いくつかの図版があれば良かったと思います。これでは、「キャリア・デーに学校に来たゲームクリエーターの人の話」のようで、わざわざ若者が自由時間に読む本、という感じではないと思います。ゲーム業界は、マンガ業界のように誤解されやすい(「遊びが仕事」、という点で)業界かと思いますので、こういう紹介本という試み自体はいいと思うだけに残念でした。