あきらめない力 の感想
参照データ
タイトル | あきらめない力 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 酒向正春 |
販売元 | 主婦と生活社 |
JANコード | 9784391144444 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » リハビリテーション医学 |
購入者の感想
脳卒中で片麻痺と高次脳機能障害の後遺症を持つ家族がいます
家族としては、「よくなってほしい!」という気持ちは勿論あるのですが
本にも書いてあるように、驚き、悲しみの中、初めてのことだらけで
次のことを考えることも難しく、また何が最善かということを考える術がないのです
脳卒中は急性期医療(2か月以内)、回復期医療(2~6か月)、維持期医療(その後の一生)の
3段階に分かれているのですが、きちんとしたリハビリを受けれるのは、回復期医療の時期までです
その大切な回復期の時期の病院選びで今後の人生が左右されるのですが、この酒向先生のような
病院を選ぶことができるのは、まったくの無の状態からでは奇跡に近いです
脳画像と患者の病態が一致するような目を持つ医師も少ないでしょうし、その病態にあった
リハビリを組み立ててくれる医師も少ないでしょう
だから本来ならば回復できるであろう到達点までいけないのが現状だと思います
ほとんどの当事者(当事者家族)は現実と酒向先生の病院との違いをまざまざと知り
本来ならば広がっていた可能性を考えて、がっくりするのが目に見えます
今後、このような病院が1つでも増えていって欲しいと切に願いますので
リハビリに関する医療従事者に読んでいただきたい1冊です
家族としては、「よくなってほしい!」という気持ちは勿論あるのですが
本にも書いてあるように、驚き、悲しみの中、初めてのことだらけで
次のことを考えることも難しく、また何が最善かということを考える術がないのです
脳卒中は急性期医療(2か月以内)、回復期医療(2~6か月)、維持期医療(その後の一生)の
3段階に分かれているのですが、きちんとしたリハビリを受けれるのは、回復期医療の時期までです
その大切な回復期の時期の病院選びで今後の人生が左右されるのですが、この酒向先生のような
病院を選ぶことができるのは、まったくの無の状態からでは奇跡に近いです
脳画像と患者の病態が一致するような目を持つ医師も少ないでしょうし、その病態にあった
リハビリを組み立ててくれる医師も少ないでしょう
だから本来ならば回復できるであろう到達点までいけないのが現状だと思います
ほとんどの当事者(当事者家族)は現実と酒向先生の病院との違いをまざまざと知り
本来ならば広がっていた可能性を考えて、がっくりするのが目に見えます
今後、このような病院が1つでも増えていって欲しいと切に願いますので
リハビリに関する医療従事者に読んでいただきたい1冊です