ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく の感想

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参照データ

タイトルゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
発売日2013-11-05
製作者堀江 貴文
販売元ダイヤモンド社
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

これを読んで人生が変わった。
中学生、高校生、大学生に読んでほしいです。

「堀江貴文(ホリエモン)って、どんな人生を送ってきて、どんな考え方をする人なの?」という疑問をもっている人におすすめ。前半は自伝的な内容が多く、後半は自己啓発的なアドバイスの比重が高い。

ホリエモンほどファンが多く、同時にアンチも多い人は少ない。「金の亡者」、「野心的な企業家」、「前科者」など、様々なラベルが、まるで神社のシール(千社札)みたいに貼られている人なのだ。だが本書を読むと、単純なラベルで片付けられない多面的な人間であることが分かる(考えてみれば、誰だってそうなのだが)。

ホリエモンは、成功もしたが、たくさんの辛酸も舐めた。子どもの頃は、教養とは無縁の家で育ち、親は幼いホリエモンを理解してあげようとしなかった(P43-51)。そんな家庭から逃げ出したい一心で、必死で東大を目指した(P74)。大学生になりたての頃はあまりにもシャイで女子と全く口をきけず、クラスの女子が「一緒に帰ろうよ」と言ってくれたのに「無理、無理、無理!」と首を振りながら無言で立ち去ってしまうほどだった(P90)。のちに彼はヒッチハイクを積み重ねることで、見知らぬ人に声をかけることができるようになった(P99)。離婚し、妻子の去った後の家の絶望的な静けさに耐えられず、自堕落な生活を続けた時期もあった(P173)。刑務所では高齢受刑者の下の世話をしたり(P21)、刑務官の優しい一言に声を震わせながら泣いたり(P24)した。本書には、そういう人間くさい話がためらいもなく開示されている。

ホリエモンの原動力は「働きたい」という強い欲望だそうだが(P22)、それは「働いていれば、一人にならずに済むから」なのだという(P27)。ホリエモンは、大変な寂しがり屋なのだ(P25)。寂しがり屋という欠点を、逆に長所として活かすことができているところに、私は感心した。

本として面白いのは前半だと感じたが、私たちに役立つのは自己啓発系の内容の多い後半かもしれない。

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