Inside Cisco IOS Software Architecture (CCIE Professional Development) の感想
参照データ
タイトル | Inside Cisco IOS Software Architecture (CCIE Professional Development) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Vijay Bollapragada |
販売元 | Cisco Press |
JANコード | 9781578701810 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Pearson Education |
購入者の感想
Cisco機器の内部構造について、普段意識することはあまりないと思います。
ただ、ハイエンド機器の運用業務をしていると、いろいろ疑問を感じるものです。
「なんかbufferのアロケーションでエラーが累積しているなあ。これは許容範囲ないのか、問題の兆候なのか?」
「showコマンド、SNMPコマンドで結果表示されるのは、ハードウェアのどこのどういう状態を指しているのか?」
「この処理とこの処理は、内部ではどっちが先の処理なのか?」
「障害時、サポートセンターに突っ込んだ質問をしてみたい。何もしないで経過観察/予防交換の2者択一ばかりはイヤ」
「ハードウェアの増強を検討すべき状態か/そうではないのか の判断をしたい。」
こんなときに役に立つ本です。
ただ、何かの答え探しに使う辞書本ではなく、普段から読んでおいて何かのときに、この本の知識を使って自分の考えを組み立てられればラッキー。というくらいの考えがよいでしょう。
最初は読みにくく感じるかもしれませんが、ある「型」に従って説明がなされ、ハードウェアがだんだん改良されていく様子を説明しているので、途中から読みやすいと感じられるかもしれません。
なお、これは仕方がないことですが、メモリマップ、データバス、割り込みをかけてEventをCPUに通知して処理させる、CPUに負荷をかけずDMAによるメモリへのデータの直接転送、、などコンピュータの内部の初歩的な概念が、予備的な説明なしに使われています。この辺の基礎知識がないと、読んでいてもイメージがわかなくて「分かった」という感じがつかめないと思います。
個人的にはCEFのところは、もう少しくわしく説明してほしかったです。
でもまもなく、400ページくらいのCEFに関する本がCiscoPressから出るので、今から期待しています。
ただ、ハイエンド機器の運用業務をしていると、いろいろ疑問を感じるものです。
「なんかbufferのアロケーションでエラーが累積しているなあ。これは許容範囲ないのか、問題の兆候なのか?」
「showコマンド、SNMPコマンドで結果表示されるのは、ハードウェアのどこのどういう状態を指しているのか?」
「この処理とこの処理は、内部ではどっちが先の処理なのか?」
「障害時、サポートセンターに突っ込んだ質問をしてみたい。何もしないで経過観察/予防交換の2者択一ばかりはイヤ」
「ハードウェアの増強を検討すべき状態か/そうではないのか の判断をしたい。」
こんなときに役に立つ本です。
ただ、何かの答え探しに使う辞書本ではなく、普段から読んでおいて何かのときに、この本の知識を使って自分の考えを組み立てられればラッキー。というくらいの考えがよいでしょう。
最初は読みにくく感じるかもしれませんが、ある「型」に従って説明がなされ、ハードウェアがだんだん改良されていく様子を説明しているので、途中から読みやすいと感じられるかもしれません。
なお、これは仕方がないことですが、メモリマップ、データバス、割り込みをかけてEventをCPUに通知して処理させる、CPUに負荷をかけずDMAによるメモリへのデータの直接転送、、などコンピュータの内部の初歩的な概念が、予備的な説明なしに使われています。この辺の基礎知識がないと、読んでいてもイメージがわかなくて「分かった」という感じがつかめないと思います。
個人的にはCEFのところは、もう少しくわしく説明してほしかったです。
でもまもなく、400ページくらいのCEFに関する本がCiscoPressから出るので、今から期待しています。