気持ちが伝わる! フランス語リアルフレーズBOOK (リアルフレーズBOOKシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 気持ちが伝わる! フランス語リアルフレーズBOOK (リアルフレーズBOOKシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | パトリス・ルロワ |
販売元 | 研究社 |
JANコード | 9784327394271 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » フランス語 » 学習法 |
購入者の感想
こういう本がずっと欲しかった。探していた。口語表現、いわゆるひとことフランス語をいろいろなシチュエーションに分けて紹介した本はこれまでに何冊もあったが、なんといっても日本語の解説が懇切丁寧。直訳するとこういう意味で、だからこんなニュアンスになり、こんな場面で使われるのだと説明してくれる本がこれまであっただろうか。
たとえば、“a m’étonnerait”について。動詞は条件法だからこの直訳は「もしそれが本当だったら私を驚かせるだろうに」→「でも本当ではないから驚かない」→「まさか」と相手の言うことを否定する表現となる、という具合。
見出し語のすべてに会話例がついていることも、的外れな使い方を避けることに役立ちそうだ。
また、同じフレーズが複数の会話例に繰り返しでてくるので、記憶に残りやすいようによく練られた構成だと、読み進めるごとに感心。
CDも聞いてみた。ネイティブスピーカーの自然なスピードなので、初心者にはレベルが高いかもしれないが、いまは見出し語だけでも聞き取れることを目標にし、いずれ実力をつけて全体が聞き取れるようになるのを楽しみに待てばいい。それくらい自然で、まるで目の前で実際に会話が繰り広げられているような臨場感と人の会話を盗み聞きするような楽しさがある。まさに「気持ちが伝わる」。吹き込み者の演技力が素晴らしいのがその理由。会話でありながら味気ない朗読のような録音がこれまでのテキストCDには多くがっかりしていたが、この本の付属CDはその対極にある生き生きとしたやりとりでお見事。
第二弾、第三弾と出てほしい本。
たとえば、“a m’étonnerait”について。動詞は条件法だからこの直訳は「もしそれが本当だったら私を驚かせるだろうに」→「でも本当ではないから驚かない」→「まさか」と相手の言うことを否定する表現となる、という具合。
見出し語のすべてに会話例がついていることも、的外れな使い方を避けることに役立ちそうだ。
また、同じフレーズが複数の会話例に繰り返しでてくるので、記憶に残りやすいようによく練られた構成だと、読み進めるごとに感心。
CDも聞いてみた。ネイティブスピーカーの自然なスピードなので、初心者にはレベルが高いかもしれないが、いまは見出し語だけでも聞き取れることを目標にし、いずれ実力をつけて全体が聞き取れるようになるのを楽しみに待てばいい。それくらい自然で、まるで目の前で実際に会話が繰り広げられているような臨場感と人の会話を盗み聞きするような楽しさがある。まさに「気持ちが伝わる」。吹き込み者の演技力が素晴らしいのがその理由。会話でありながら味気ない朗読のような録音がこれまでのテキストCDには多くがっかりしていたが、この本の付属CDはその対極にある生き生きとしたやりとりでお見事。
第二弾、第三弾と出てほしい本。