JVC HA-FX1100 WOODシリーズ カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ブラック の感想
参照データ
タイトル | JVC HA-FX1100 WOODシリーズ カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ブラック |
発売日 | 2014-12-04 |
販売元 | JVCケンウッド |
機種 | Not Machine Specific |
JANコード | 4975769428999 |
カテゴリ | カテゴリー別 » アクセサリ・サプライ » AVアクセサリ » イヤホン・ヘッドホン |
JVC HA-FX1100 WOODシリーズ カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ブラック とは
新たな年輪を刻み、ウッドシリーズが生まれ変わる。
美しい響きと自然な音の広がりを実現する、“ウッドドームユニット”を搭載
独自の薄膜加工技術によりドーム型に加工した“ウッドドーム振動板”前面に、リング状に加工した“ウッドディフューザー”を配置。音を拡散させ、自然な音の広がりを実現します。さらに“ウッドドーム振動板”背面に、“ウッドプレート”を搭載することで、ユニット内の響きの質と臨場感を向上させます。
ユニットの振動ロスを広帯域で低減する、“アコースティックハイブリッドダンパー” を搭載
比重の大きいブラス(真鍮)リングと、“木”を用いた“ウッドダンパー”でユニットを押さえることで、ユニットの振動ロスを広帯域で低減し、解像度の高いクリアなサウンド再生を実現します。また、ユニット前面もブラスリングで押さえる“アコースティックデュアルハイブリッドダンパー”構造の搭載により、さらに制振性を向上させるとともに、解像度を高めます。
不要な振動を吸収する、“ウッドリングアブソーバー”を搭載
ハウジング後部のブラスリングに伝わる不要な振動を吸収する“ウッドリングアブソーバー”を搭載。ハウジングの響きを最適に制御し、にごりの無いクリアなサウンドを実現します。
臨場感豊かな音の響きを伝える黒木目仕上げの“ウッドハウジング”を採用
ヘッドホンの筐体(ハウジング)にも“木”を採用。“ウッドドームユニット”の特性を最大限に引き出すことにより、自然な音の広がりや余韻を臨場感豊かに再生します。また、新たに高級感のある黒木目仕上げを採用しました。
木が持つ音の響きを引き出す高純度無酸素銅 6N OFC編組ケーブルを新たに採用
高純度無酸素銅 6N(99.9999%) OFCの編組ケーブルを新たに採用し、より臨場感あふれる、滑らかな響きを実現するとともに、タッチノイズを軽減します。
新たに高品質の音響用ハンダを採用し、さらなる高音質化を実現
入力プラグからドライバーユニットまでの信号伝送経路に、音響特性に優れた高品質の音響用ハンダを新たに採用。より原音に近いサウンド再生を実現します。
クリアなサウンドを実現する、“スパイラルドットイヤーピース” を採用
イヤーピース内壁に設けたディンプルにより、音質劣化の原因となるイヤーピース内の反射音を拡散させることで、音のにごりを抑制し、クリアなサウンドを実現する“スパイラルドットイヤーピース”を採用。耳に最適にフィットする大きさを選べる、新たな5つのサイズ(S、MS、M、ML、L)を付属します。また、ソフトな感触で耳にぴったりフィットする低反発イヤーピースも付属します。
低反発イヤーピース
※サービスパーツ扱いです。(S、M 各2ヶ入り)
シリコンイヤーピース
イヤーピース断面図
MMCX着脱式コードと、新たにアルミスリーブ・アルミエンドを装着したL型プラグを採用
MMCX端子を使用した着脱式コードを採用。また、微細な振動を抑制するアルミスリーブ・アルミエンドを装着したL型プラグを新たに採用しました。
携帯に便利なキャリングケース付属
パッケージ&プラグ部
JVC WOODシリーズ
HA-FX1100 | HA-FX850 | HA-FX750 | HA-FX650 | |
6N OFC 編祖ケーブル | ○ | - | - | - |
ウッドドームユニット口径 | 11mm | 11mm | 10mm | 8.5mm |
ウッドディフューザー | ○ | ○ | ○ | ○ |
ウッドプレート | ○ | ○ | ○ | - |
アコースティックハイブリットダンパー | ○(デュアル) | ○(デュアル) | ○(デュアル) | ○ |
ウッドリングアブソーバー | ○ | ○ | ○ | - |
着脱式(MMCX端子) | ○ | ○ | - | - |
ハイレゾ対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
再生周波数帯域 | 6-45,000Hz | 6-45,000Hz | 6-40,000Hz | 6-30,000Hz |
出力音圧レベル | 106dB/1mW | 106dB/1mW | 105dB/1mW | 100dB/1mW |
購入者の感想
商用で大阪に行った折、帰りの新幹線まで時間があり、日本橋にある
某有名専門店へイヤピースを購入する為、立ち寄りました。目的の品
も入手出来、S社製のハイブリットや、A・T社製ツインドライバー等
試聴させてもらい、商品の存在は知っているものの、興味の無かった
HA-FX1100を試させて戴きました。暫しの間、試聴し、もう、見事に
一目惚れ。価格が価格だけに、一ケ月の間、苦悶・自答の日々を越え
アマゾンさんにて、購入に至りました。
運用時間が200時間を超え、安定してきましたので、レビューさせて
頂きます。お伝えしたい事は、以下の3点。
1.イヤホンの概念が破壊される、”音場”の広さ。
左右・前後・上下に広がる音場は、オーバーヘッド型
のヘッドホンでは経験がありますが、カナルタイプは
過去、経験した事の無い、広大さ。見通しの良い音場
のセンターにキッチリ決まるボーカル、楽器の距離感
が正確・緻密に感じ取れる様子は、イヤホンの概念を
根底から変えさせられます。
2.入力された音楽を彩る、”表現力”の豊かさ。
1.の、音場の広大さがあるがゆえ、高音域・低音域に
嫌味・雑味を感じさせません。キッチリと”躾”された
マナーの良い、高音域・低音域が、微細な楽器の音色
をマスキングすること無く、聞き手に伝えます。
例えばドラムの”テンション”を想像させたり、シンセ
の無機質な音に”表情”を与え、アコギの弦・胴の響き
(倍音)に至るまで、緻密・繊細に表現します。
よって、ボーカルは”生々しい”という言葉では、到底
表現できず、ボーカリストの声を発する”技術”さえも
さらけ出す様に表現します。それはもう「赤裸々」に。
3.シビアなイヤピースの”好き嫌い”