Diagnostic Imaging: Brain の感想
参照データ
タイトル | Diagnostic Imaging: Brain |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Anne G. Osborn MD |
販売元 | Lippincott Williams & Wilkins |
JANコード | 9781931884723 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Lippincott |
購入者の感想
※本レビューは2009年発売の第二版についてです※
neuroradiology大好きな画像診断医ですが、あらゆる画像診断書の中でももっとも好きなもののひとつです。今現在の私にとって、本書は日常業務になくてはならない強力なレファレンスとして大活躍しています。
レイアウトはページ単位に疾患がまとめられており、美しい豊富な画像とともに、(好みは分かれますが)情報が箇条書きに整理・凝縮されています。ネットで検索するとサンプルが出てきますので、購入前の参照をおすすめします。必要な情報をピックアップするのは容易なフォーマットですが、A4サイズで1200ページ以上もある教科書の本文が箇条書きなわけで、通読するのは決して容易ではありません。この本を使って勉強したいのならKey Facts(疾患別の要約)とFigureにのみ優先的に目を通す方法が有効かもしれません。
更に特筆すべきは、Diagnostic Imagingシリーズの各巻の購入でアクセス可能となるeBook Advantageというオンラインバージョンです。その具体的な利点としては、
(1)重い本をいちいち取り出す必要がありません。他院で画像診断業務を行う際もネット環境さえ用意すれば、他の巻も含め莫大な情報量に瞬時にアクセスできます。疑われる疾患の診断を確かなものとすべき評価項目のチェックも容易です。
(2)全文検索が可能で、病変の性状や存在部位ごとの鑑別診断を考えるのに便利です。たとえば脳梁病変の鑑別を知りたければ、corpus callosumで検索すれば、関連しうる疾患名が列挙されます。
(3)書籍に収録された画像に加え、更に数百枚の画像が追加されています。内容も継続的にアップデートされていくようです。
といったところです。
他科の先生にお見せしても好評のようです。放射線科医にはもちろん、脳神経外科・神経内科・精神科など中枢神経系を専門とする先生方にもおすすめの一冊です。
neuroradiology大好きな画像診断医ですが、あらゆる画像診断書の中でももっとも好きなもののひとつです。今現在の私にとって、本書は日常業務になくてはならない強力なレファレンスとして大活躍しています。
レイアウトはページ単位に疾患がまとめられており、美しい豊富な画像とともに、(好みは分かれますが)情報が箇条書きに整理・凝縮されています。ネットで検索するとサンプルが出てきますので、購入前の参照をおすすめします。必要な情報をピックアップするのは容易なフォーマットですが、A4サイズで1200ページ以上もある教科書の本文が箇条書きなわけで、通読するのは決して容易ではありません。この本を使って勉強したいのならKey Facts(疾患別の要約)とFigureにのみ優先的に目を通す方法が有効かもしれません。
更に特筆すべきは、Diagnostic Imagingシリーズの各巻の購入でアクセス可能となるeBook Advantageというオンラインバージョンです。その具体的な利点としては、
(1)重い本をいちいち取り出す必要がありません。他院で画像診断業務を行う際もネット環境さえ用意すれば、他の巻も含め莫大な情報量に瞬時にアクセスできます。疑われる疾患の診断を確かなものとすべき評価項目のチェックも容易です。
(2)全文検索が可能で、病変の性状や存在部位ごとの鑑別診断を考えるのに便利です。たとえば脳梁病変の鑑別を知りたければ、corpus callosumで検索すれば、関連しうる疾患名が列挙されます。
(3)書籍に収録された画像に加え、更に数百枚の画像が追加されています。内容も継続的にアップデートされていくようです。
といったところです。
他科の先生にお見せしても好評のようです。放射線科医にはもちろん、脳神経外科・神経内科・精神科など中枢神経系を専門とする先生方にもおすすめの一冊です。