藤田寛之のミスをしないゴルフ 飛ばなくてもスコアは上がる! (角川SSC新書) の感想
参照データ
タイトル | 藤田寛之のミスをしないゴルフ 飛ばなくてもスコアは上がる! (角川SSC新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤田 寛之 |
販売元 | 角川マガジンズ |
JANコード | 9784047316102 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ |
購入者の感想
著書自身が身上としている「ミスをしないゴルフ」について説く本。序盤から読んでいて、著者の言葉に納得してしまう。NHKの番組を見ていても的確な物言いが心地いいのが著者の特徴だが、それはこの本でも生かされている。今回、特に私の心に残ったのは「ボールコントロールとは何か?」について。ゴルフの本質に関わる解説が、ズシンと心に残った。
著者いわく、アマチュアはボールコントロールとは何かを考えないまま練習している人が多いという。それをわかりやすく説明するために、バンカーショットの話へと読者を導く。アマチュアの多くはバンカーが苦手だというが、一方でプロゴルファーはバンカーショットほど簡単なショットはないという。この違いはなにか? それは、バンカーショットはボールの手前2センチにSWを正確に打ち込みさえすれば、あとはすべてSWのバウンスが仕事をしてくれるショットだから、本来は簡単なショットであるはず。それをアマチュアが苦手というのは、ボールの2センチ手前に確実にクラブヘッドを打ち込む自信がないからにほかならない。バンカーショットというのは、バンカー内に2時間いて練習すれば、誰でも修得できるショット。たった2時間で修得できるのがバンカーショットなのだと。
確かにアマチュアにはバンカーの練習環境が整っていないかもしれないが、これほど簡単なショットに苦手意識を持ち続けるのには、他に大きな原因がある。それは、普段の練習からクラブコントロールを考えて練習場でボールを打っていないこと。多くの人は打った後のボールの行方ばかりを見ていて、クラブヘッドがボールのどこに当たったかに集中できていないのではないかという。実に耳が痛いのだが、図星だけに私には心地よかった。
こうして著者は「ボールコントロールとは、クラブコントロールである。クラブを正確にコントロールできないなければ、ボールをコントロールできない」ことを説いて聞かせてくれる。そのために何をすればいいかも教えてくれる。ゴルフが上手くなるとはどういうことか? 小さな体で、飛距離に恵まれない中で、まじめにゴルフに取り組んできた著者の言葉だからこそ、訴えかけてくる重みを感じる。
これからの練習に、大いなるモチベーションを与えてくれる良書であると思います。
著者いわく、アマチュアはボールコントロールとは何かを考えないまま練習している人が多いという。それをわかりやすく説明するために、バンカーショットの話へと読者を導く。アマチュアの多くはバンカーが苦手だというが、一方でプロゴルファーはバンカーショットほど簡単なショットはないという。この違いはなにか? それは、バンカーショットはボールの手前2センチにSWを正確に打ち込みさえすれば、あとはすべてSWのバウンスが仕事をしてくれるショットだから、本来は簡単なショットであるはず。それをアマチュアが苦手というのは、ボールの2センチ手前に確実にクラブヘッドを打ち込む自信がないからにほかならない。バンカーショットというのは、バンカー内に2時間いて練習すれば、誰でも修得できるショット。たった2時間で修得できるのがバンカーショットなのだと。
確かにアマチュアにはバンカーの練習環境が整っていないかもしれないが、これほど簡単なショットに苦手意識を持ち続けるのには、他に大きな原因がある。それは、普段の練習からクラブコントロールを考えて練習場でボールを打っていないこと。多くの人は打った後のボールの行方ばかりを見ていて、クラブヘッドがボールのどこに当たったかに集中できていないのではないかという。実に耳が痛いのだが、図星だけに私には心地よかった。
こうして著者は「ボールコントロールとは、クラブコントロールである。クラブを正確にコントロールできないなければ、ボールをコントロールできない」ことを説いて聞かせてくれる。そのために何をすればいいかも教えてくれる。ゴルフが上手くなるとはどういうことか? 小さな体で、飛距離に恵まれない中で、まじめにゴルフに取り組んできた著者の言葉だからこそ、訴えかけてくる重みを感じる。
これからの練習に、大いなるモチベーションを与えてくれる良書であると思います。