大人のロック! 2009年 春号【Vol.18】[雑誌] の感想

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参照データ

タイトル大人のロック! 2009年 春号【Vol.18】[雑誌]
発売日販売日未定
販売元日経BP社
JANコード4910071840497
カテゴリビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » アメリカMBA・名物教授 » ジョン・C・ハル

購入者の感想

大きな特集よりもニュースや新譜の広告が参考になることが多いこの「大人のロック」誌だが、今号については巻頭特集が、多くの天に召されたスターの生き様を刻みこんだロックの歴史に光をあてて、秀逸である。有栖川有栖氏の「伝説となり、より鮮烈な光を放ち続けていること。だがその様は、はたして美しいのか?」「音楽を二の次にして伝説に酔うこともありはしまいか。」という問いかけは重い。この特集で採り上げられた44人の生き様を振り返り、彼らのロック音楽の成長に対する貢献を見直す縁としたい。考えると、60、70年代には結びつけることを想像し難かった「大人」と「ロック」。そのロックもビートルズやディランのデビューから数えても50年になろうとして、私のような中年が今でも楽しめる、確固たる音楽の1ジャンルになり、老いをテーマともするようになった。巻頭特集はそのロックの過去に照らして、現在、未来にも思いをめぐらす好企画だ。

来日するロッド・スチュワートの特集も充実している。本誌の特集はビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、クラプトン関係が多かったから、ロッドのような個性あるロッカーの特集は歓迎だ。今後も同様の特集を期待したい。

特集以外の小さな読み物では、一発屋列伝でミニー・リパートン、ルーツ・オブ・大人のロックでスタンダードソングメーカーであるホーギー・カーマイケルを取り上げているのが渋い。

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