熱血!ブラバン少女 の感想

このCDに関しては何も語る必要はないでしょう。演奏、録音ともに文句のつけようがありません。

予約していましたこのCD、届いたので、ワクワクしながら聴いてみました♪
『想像以上！　凄すぎる！　おそるべし！』
コンクールや演奏会などの忙しい合間にレコーディングしていったというこのCD、のっけから、「名曲」であり、「難曲」として有名な「フェスティバル・バリエーションズ」！同校がコンクールで全国金賞受賞した曲ですが、このCDでは、ノーカットの演奏。 「ホルン奏者をいじめる目的」と、C.T.スミスが作曲したのは有名な話ですが、同時にトランペットも「イジメ？」と思わざるを得ない部分も満載なんですよね。高校時代、FMで聴いて「カルチャーショック」を受け、耳コピして吹いてみて、「こりゃ死ぬわ！」と思ったものです。スタジオじゃなく、ホールで録音とのこと。ちょっと、「テンポが速いかな？」という部分もありますが、おそらく、CDに１７曲収録させるため、時間を計算してるのでしょう。また、いくら何でも、「重量級」の曲が満載なので、スタミナが切れないようにも考えているものと思います。他の曲も素晴らしい演奏！ 「ダイナミクスレンジの広さ」「音の調和が美しい」「大編成でも乱れない」「サウンドが心地よい」「ピッタリ音が合って、縦も揃っている」「Tpの広田あやかさんの演奏が天才的」他にもいいとこずくめ！　伝えきれません！　最後の曲「Cheerio」では、みんなで「ラララ…♪」とコーラス！　指揮者の藤重先生が口笛を。この口笛がちょっぴり調子っぱずれなのもご愛敬（笑）　　聴き終わったあと、ハッピーな気分に。　テンポは、個人差で心地よさが違ってきますから、気にならない人もいるはず。同じ曲を他で聴いている人は第一印象が記憶に残っていますので、違和感を感じるのは当然のこと。本当にいいCDでした♪　　　２〜３年前でしたっけ？　『笑ってコラえて』吹奏楽の旅で、マーチングを披露したのは。　藤重先生、「この野郎！出てけ！」　おっかない！　……と、思って見ていたら、　　「イテテテ！足がつった、足が！　（部員、爆笑）　みんな人の不幸を喜ぶよね〜」　あれには大笑い！！！　ユーモアがあるから、みんな厳しくてもついて行くのだな、と感心！　金管の輝かしさ！　木管の柔らかさ！　そのブレンド！　たまりません！
愛聴盤となりそうです♪0