田中健一の未来に残したい至高のクイズ I (QUIZ JAPAN全書) の感想

昔、ミニラと呼ばれていたウルトラクイズの頃からスゴイ人だなと思っていて、最近テレビ番組で久しぶりに見かけて思い出し、この本を買ってみました。
いつもクイズ番組をみていると家族で答えを出し合って大盛り上がりしますが、それがこの本でできる感じです。ジャンルも本当に多岐にわたっていて、これなら誰がやっても楽しいかと。続編も期待してます！

難易度別に1000問以上を収録した、非常に勉強になる本です。この本から、新しい「ベタ」や「非ベタ」、「難易度の高い問題が出るラウンドでのベタ」など、さまざまな展開がなされていくことでしょう。

しかし、【クイズクラスタには】「おなじみの」という単語が頻出するなど、「どんなクラスタを主なターゲットにしているのか」が露骨にわかってしまうのは、少しいただけないかなぁ、とは思いました。

ですが、かつて出版された、いわゆる「長戸本」問題集編と、同価値、あるいはそれ以上の価値がある本であることは、論を待ちません。特に、高校生クイズのタイトルを狙っている方は、この本の「初級編・中級編」を読むだけでも、地区大会を突破するにあたっては、かなり違うでしょう（全国制覇を狙うなら、上級編も読む必要があるでしょうが）。