ドンキーコング リターンズ の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ワールド１から明らかにNewスーパーマリオWiiより難しいです。おそらく初めてのステージで１回もミスせずにクリアは難しいはず。
中盤以降は、10回以上ミスすることが当然のようになってきました。
お子さんがプレイされる場合はかなり苦戦するでしょうね・・・ただ、どうしてもクリアできないステージは、コンピューターがプレイ・クリアしてもらう事もできます。
複数人プレイの時、マリオWiiと違い、お互いにぶつかったりはしません。キノコのようなパワーアップアイテムの取り合いもないので、完全な協力プレイとなってます。
２Pのみが操作できるディディーコングは、ジェットで滞空できたり、ピーナッツで遠くから攻撃できたり、ドンキーの背中にのって操作を１Pに任せられる故優遇されてるので、お子さんが２P、お父さんが１Pとしてプレイすると、親子で助け合いながらプレイできておすすめです。

ステージのギミックや演出は派手で、飽きません。
集めるべきアイテムは、バナナやコインのほか、隠されてることの多いメダルや文字（１ステージにメダルは最低５個、文字は４個）と豊富で満足です。

正直、近年ありがちな安易な復刻版となるだろうと思っていた。
私自身は旧作をハード問わず一通りプレイ済み（ドンキーコングGBとか）だったからレア社のあのなんともいえない魅力には絶対に勝てないだろうとたかをくくっていた。また、改悪版かと。
スイマセンでした。
素晴らしい出来栄えです。特にBGMとアクション性、レア社のいいトコ取りとはいえないがそれに負けない魅力をきっちりとアピールできている。
BGMは全てアレンジやリメイク。どれもがとてもよい出来栄えで、ついプレイを忘れて聞きほれる。
アクション性についてもWiiに馴染むように良く考えられたインターフェース。ハンドスラップやローリングは楽しくシンクロできる。
レア社製でよかったところといえばあの洋ゲーらしい厳しさ・ちょっとおどろおどろしいキャラだったが、対象年齢の拡大のためか、ジャングルや洞窟のうっそうとしたイメージだけでなく、ビーチや遺跡などの明るく・健康的なイメージが導入された。
難易度についても、少々安易と言えるかもしれない。
復帰用のバルーンはショップでかなり安価で手に入るし、どうしてもクリアできない時にはスーパードンキーなる白ゴリラがお手本プレイを見せて助けてくれる。
だが、この様な初心者用の救済手段が充実しているのはきっちりと中身が難しいからこそ。
中級者程度ではトロッコやロープアクションでかなり煮え湯を飲まされるだろう。
他のレビューにもあるが、ステージの技巧も多彩で飽きが来ない。
特に序盤でオススメなのは、サンセット海岸（だったと思う）。非常に革新的な試みでこれぞリターンズだといわんばかりの力作だ。エリアロックされているが是非優先的に解除してもらいたい。
レア社信者の食わず嫌いで危うく、近年まれに見る良作をスルーしてしまうところだった。0