VOICE(ヴォイス) 2015 年 02 月号 [雑誌] の感想

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タイトルVOICE(ヴォイス) 2015 年 02 月号 [雑誌]
発売日2015-01-10
販売元PHP研究所
JANコード4910080590253
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 人文・思想・社会・歴史 » 人文・社会・政治

購入者の感想

ヴォイス2月号は神回でした。全編括目すべき内容ばかりでしたが、なんといっても、水間政憲先生の領土問題「動かぬ証拠」が大スクープでありましょう。
中国政府が1969年まで尖閣諸島を日本領と認めていたことが白日に晒されてしまいました。中国政府発行の当該地図は、今後、外務省のHPにも掲載されるようです。日本政府GJだと思います。

今月号は、敬愛する、台湾の李登輝元総統が対談されていることもあり、手に取った本です。以下、面白かったものを、述べます。

〇KANO精神は台湾の誇り(李登輝氏、魏徳聖映画監督)

・弱小だった嘉義農林学校を甲子園の決勝まで導いた近藤兵太郎監督は、真の指導者だと思いました。日本人、本島人(台湾人)、そして原住民からなるチームを一つにまとめ上げた手腕は、実に優れている
・日本人であろうが、台湾人であろうが、あるいは原住民であろうが、お互いを想う気持ちに民族など関係ない
・私が台湾民主化、本土化の過程で打ち出したのが「新しい時代の台湾人」というコンセプトです。外省人(日本敗戦後、中国大陸から渡ってきた住民)と本省人(それまで台湾に住んでいた住民)の対立は、もうやめよ。
・60年以上にわたって憲法が一字一句も改正されていないことの方が、私にはむしろ異常に思えます。アメリカの弱体化、中国の台頭という現実から目を背け、安全保障や憲法の問題を放置したり、無関心でいることは、日本という国の安全を著しく脅かすものと感じているのです
・台湾人が好んで用いる言葉に、「日本精神」があります。これは日本統治時代に台湾人が学び、日本の敗戦によって大陸から来た中国人が持ち合わせない精神として、台湾人が自ら誇りとしたものです
・現在の私の一部を形作ったのは、まぎれもなく戦前の日本の教育です
・実は日本統治時代を経験した高齢の日本語世代は、「自分は台湾人である」という意識を持つ人がほとんどです。民主化以降の台湾で育った人も同様です
・安倍政権が誕生して以来、ようやく日台関係は対等になりつつあると感じており、安倍首相にはこれからも期待しています
・最後に日本人に言いたいのは、台湾の民主改革は、日本の明治精神、あるいは戦後の改革に学んだものであるということです。日本人はこの映画を見るべきだ。そして歴史に学びなさいと

〇日中離反の歴史学(石平氏)

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