進撃の巨人 エレン・イェーガー 巨人Ver. (NONスケール プラモデル) の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

サイズはバンダイのＵＬＴＲＡ-ＡＣＴと同等、丁度「進撃の巨人」のコミックより少し小さい位と言えば分りやすいでしょうか？
造形はサンプル画像からの劣化も無く劇中のイメージ通りで好印象です、特筆すべきは2種の塗装済み完成品ヘッドで造形・塗装クオリティが高く眼球可動まで仕込まれていて大変満足感の高い物でした。

パーツ数はさして多く有りませんが自分の場合は丁寧にゲート跡の処理をしながら進めアニメの「進撃の巨人」を見ながら５話分終わったところで完成しました。〈勿論経験値の高いモデラーさんならもっとサクサク進める事が出来るでしょう〉
プラモデル製作の腕前が中の下程度の自分でもストレス無く組み上げる事が出来ました。

可動は一般的な同サイズの完成品フィギュアと同等でＵＬＴＲＡ-ＡＣＴ(以下ＵＡ)に近い可動域です。
しかしながら首は真横を向かせようとすると完成済ヘッドが本体からスポリと外れてしまいます、更にＵＡの様に上を見上げる動作はほぼ不可能です。
肘に軸ロールが仕込まれているのでその点に於いては単純ながらＵＡやフィギュアーツには無い利点を感じました、ウルトラ例えばかりで申し訳有りませんがこれによりスぺシウム光線は無理ながらワイドショットが可能なレベルです。
下半身は股関節が引出式になっているので股割が可能なレベルでハイキックのポーズも難なくこなせます。

可動域を総括すると一般的なアクションフィギュア水準で可も無く不可も無い印象ながらこの商品の少し前に発売されたＢ社ＳＨフィギュア―ツ「キン肉マン」の可動が秀逸だった為、同じ系統(野郎の裸体系)のフィギュアとしては物足りなさを感じてしまい組み立てる手間も無いうえ安価ならばフィギュアーツのキン肉マン系素体を使用して発売して欲しかったのが本音です。

造形も良く製作もそれ程手間要らずながらやはり価格が高すぎると感じます、私の購入時の価格４千円程度する商品ならば劇中で時折見られる眼がが光っている別ヘッドを付けるなり再生途中の腕部・脚部を再現できるパーツを付けてようやく見合う感じがします、この点で★１個減