書物としての新約聖書 の感想
参照データ
タイトル | 書物としての新約聖書 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 田川 建三 |
販売元 | 勁草書房 |
JANコード | 9784326101139 |
カテゴリ | 人文・思想 » 宗教 » キリスト教・ユダヤ教 » キリスト教一般 |
購入者の感想
聖書を読んでいて疑問に感じたこと、理解できなかったことは、そのままにして置かずに、注解書やこういった「概説書」を読んでみることをおすすめします。
聖書はただ何となしに読んでいても大した理解は得られませんし、(聖書のみを)「何度も読み返せば理解が深まる」わけでもありません。
詳しくは本書に書き尽くされていますが、
正典の成立過程や写本の種類、古代から現代に至るまでの翻訳の歴史など、聖書の「外的」な解説がていねいに述べられています。
著者が書かれていることですが、「入門書」だからとて、奇妙に水準を下げて書くようなことはしてありません。
そういうわけで、いらいらすることなく知りたいことを知ることができると思います。特に既存の教会や普及している教会訳に対する歯に衣着せぬ物言いは、個人的にも何となくモヤモヤと胸につかえていたものの輪郭を確認できたのを非常に幸運なことだと思っています。
近いうちにこの続編か、著者の訳した新約聖書を読んでみたい気持ちです。
聖書はただ何となしに読んでいても大した理解は得られませんし、(聖書のみを)「何度も読み返せば理解が深まる」わけでもありません。
詳しくは本書に書き尽くされていますが、
正典の成立過程や写本の種類、古代から現代に至るまでの翻訳の歴史など、聖書の「外的」な解説がていねいに述べられています。
著者が書かれていることですが、「入門書」だからとて、奇妙に水準を下げて書くようなことはしてありません。
そういうわけで、いらいらすることなく知りたいことを知ることができると思います。特に既存の教会や普及している教会訳に対する歯に衣着せぬ物言いは、個人的にも何となくモヤモヤと胸につかえていたものの輪郭を確認できたのを非常に幸運なことだと思っています。
近いうちにこの続編か、著者の訳した新約聖書を読んでみたい気持ちです。