Penguin Guide To The 1000 Finest Classical Recordings の感想

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"The Penguin Guide of Recorded Classical Music" が2010年版（2009年秋発売）以来刊行されていないので、どうなったのかと思っていたところかなりコンパクトな体裁になって登場。作曲家のアルファベット順が基本的な配列だが、演奏本位に1000点選んだのだろうか、通常、繙くような名曲、特にバッハ以前、が網羅されていない。モンテヴェルディ「オルフェオ」、シューベルトの弦楽四重奏など。ドヴォルザークの交響曲が全曲セットと第７番のみというのは一つの見識として個人的には評価したいが、一般から見れば８，９の単品なしというのはどうだろうか？　せめて ’The Gramophone Classical Music Guide’ （こちらも2013年版は出なかった）程度の分量で、名曲を網羅してもらいたい。