パイオニア DSRCユニット ND-DSRC2 の感想

サイバーナビと連動させるために購入しました。
機能的には、ごく普通で、特に問題ありません。

サイバーナビと連動した場合、サイバーナビ側で音声を出力するので、DSRC側から音を出す必要は無いと思うのですが、「エンジン始動時」、「料金所通過時」等にDSRC側からも、高周波で耳障りな音を出力します。
設定でDSRC側の音声を消すことができないので、私は分解して、内蔵の圧電スピーカー（おそらく村田の圧電サウンダ）にボンドを充填して使用しています。
圧電スピーカーを、ボンドで埋めると、音が少し低周波数になり、音量も下って、耳障りではなくなりました。
なお、圧電スピーカーは、スピーカー用穴の裏側にある、9mm各のチップです。　マイナスドライバで蓋をはずすと、振動板が入ってます。

作りは、カロのETC機と変わらないです。
本体単体での機能はETC機よりコストダウンを優先している為に、
ＥＴＣゲートではピーーーと警告鳴ります。
ナビと連動していても強制的に鳴りますから、結構邪魔です。
ＤＳＲＣの機能に関してはナビ側での操作になるので特に問題なし。

少し本体の動作が不安定な気がします、急にDSRCと通信出来ませんと表示され、
エンジンキーをオフにして再起動しなければ復旧出来ない事が稀に起こります。

DSRC情報受信時はナビ案内の様な音声で渋滞情報を案内してくれます。
本機はETCの渋滞情報同様に渋滞情報が表示され自動的に情報を読み上げてくれるので、
高速走行中は大変便利です。
スポット情報表示は遅く、スマアートフォンが普及している現在では？？な感じですが高速道路上での
事故などの情報提供が進めば役立つ時が来るかもしれません。
新東名高速以降に開通する高速道路ではVICS非対応でDSRCのみ対応道路なので、
今後ETCを買い替えをされる方はDSRCに移行された方が得策です。

時々、DSRC社会実験助成金(20,000円引き)が交付され時が有りますので、
購入されるのであれば助成金利用をオススメします。(助成金利用でETC機の購入額の半額程度で購入できました。)