英文履歴書の書き方Ver.3.0 の感想

そもそも英文レジメを真剣にレビューしてくれる・できる方は、なかなかいないのではないか。「このようなサービスにはお金をかけないと駄目」というのが最近ちょっと活動してみた自分の偽らざる感想。

自分は縁あって、USの知人からアドバイスを受けたんですが、「レジメは極力2ページに収める」「レジメは面接に呼んでもらう宣伝ツール」「だから全部見せちゃ駄目」「直近の強みの経験にフォーカスし、そこは具体的に」「昔の経験は極力簡単に。どうせ企業もさほど重視はしないから」というようなことを言われました。

で、その知人への宿題として、レジメをブラッシュアップするための本を探していて発見したのがこの本。内容は◎です。
その外人が言ってたことが、「なぜそうなのか」という詳細な説明と一緒に業界・業種・職種・経験年数・シチュエーション別などの膨大な事例と共に日本語で解説されていて、「そうだったのか」目からうろこが落ちること多々。

日本語の職務経歴書すら、自分も含め、なかなか皆さん手探りでいる中、おそらく多くの日本人が、英文レジメはそれよりさらにまずいことになってる。でもそれだと、呼ばれる面接にも呼ばれないという形で、莫大に損をしてる。でもどこが悪いかわからない。

そんなことが、やる気とセンスのある方はこの本だけで、また少し不安な方はこの本プラスお金を払ってでもしかるべき人に見てもらうことで解消できるように感じます。
この本の著者の有元さんご自身が、レジメ添削サービスを手がけられており、非常に興味深いところです。

また、同じ著者の「外資面接編」も超役立ちます。自信を持ってお勧めします。