ひと目でわかる「戦前日本」の真実 1936-1945 の感想

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タイトルひと目でわかる「戦前日本」の真実 1936-1945
発売日販売日未定
製作者水間 政憲
販売元PHP研究所
JANコード9784569817040
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

購入者の感想

水間政憲氏の「ひとめシリーズ」は、第一次資料を使って説明しています。とても分かり易いです。貴重本になってきているので、購入しました。

私は、本書を一読した後、その前半部分と、最後の方の写真の落差の大きさに戦慄を覚えた。
1942年ごろまでの写真からは、現在の日常とほとんど変わらない生活感覚が伝わってくる。
私たちが、後になって知った悲惨極まりない戦渦に、近い将来見舞われようとの考えは、その時のほとんどの人の脳裏になかったようである。

ページをめくりながら、1945年の東京大空襲、いや「東京大焼殺」の、夥しい焼死体の写真に至った時、あまりのむごさに、思わず目を背けた。
見出しには「二十世紀最大級の人道に対する国家犯罪」とあった。
被災者約310万人、死者11万5000人以上と記してあった。

同著者の「ひと目でわかる」シリーズで、“南京大虐殺”直後の南京市内との写真を見たことがあるが、この「東京大焼殺」との違いは、まさに一目瞭然である。
東京への大空襲が、非戦闘員の殺戮を意図した攻撃なのは、火を見るより明らかで、誰がどう見ようと国際法違反である。
ところが、欺瞞に満ち満ちた東京裁判では、その加害国から裁かれて、数多くの戦犯が生み出され、絞首刑に処された。
原爆や都市部への空爆で、非戦闘員を大量虐殺した戦勝国の超A級戦犯は、のうのうと生き延びた。

「歴史問題」を、最も厳しく、積極的に主張すべきは、本来、中国人でも韓国人でもなく、間違いなく日本人なのだ。
隣国のねつ造に基づく「歴史問題」の声高な感情論には、明確な証拠を挙げて、凛として応じなければならない。
それに対して、まだまだ、日本人の多くは、自虐史観から脱しきれていないのではないだろうか。

こんな言い方をしているが、私は、決して右翼的な思想に組するものではない。
戦争は、外交の手段として絶対に用いてはならないと考えている。
だが、南京大虐殺や、慰安婦問題など、明らかなねつ造に基づく言いがかりを、看過し続ける訳にはいかない。
少なくとも、原爆や東京大焼殺の残虐な事実は明白であり、しかも、その悲惨さたるや桁違いではないか。

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