日本国憲法を口語訳してみたら の感想
参照データ
タイトル | 日本国憲法を口語訳してみたら |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 塚田 薫 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344024335 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 法学 |
購入者の感想
2か所ほど乱丁・落丁がありました。口語訳であれば憲法も理解できるかなと思い読んでみたのですが、やっぱり頭に入るものではありません。日本国憲法だけでなく、他の法律も読ませること(読み物)を前提に書いているものではやはりないんだな、どうがんばってもという感じです。
日本国憲法は読んだことがないわけじゃないし、ここまでコテコテに口語訳してくれなくても・・・という気もします。若者言葉?に走り過ぎていて、年長者にはかえって読みづらいという感じがなきにしもあらず。
そんな点を差し引いても、かなりいい本だと思います。
内容の良し悪し以前に、ものを考える姿勢とでもいうのでしょうか。自分のアタマで考えるとはこういうことなのか!と気付かされる本です。難しい理屈をこねまわして考えたような気になるのではなく、きちんと自分の手元に引き付けて考える。。。
あと。
本書は憲法解説の分かりやすさばかりが話題になっていますが、むしろコラムの方が素晴らしいと感じます。
少なくとも私にとっては「聞いたことはあるけど、よく分かっていなかった」話が多い。まさに目からウロコ。。。この歳になるまで片目をつぶって生きていたかな、とちょっと恥ずかしくなる部分もあります。
内容には賛否両論あるのでしょうけど、細かいことは抜きにして、いちど通読しても損はない。
ある程度きちんとした内容が、漫画本以上の読みやすさで書かれている。こんな本はそうそうないと思います。
小学校高学年以上であれば読めると思います。大人も含めて、今の世の中に生きる日本人ならば、一度は目を通しておくべき本だと思います。
============================
<8月6日:追記>
本書、憲法原文と口語訳が対比可能な形で載っています。(見開きで、右が口語訳、左が原文)
口語訳を通読した後で原文に目を通すと、正直言って、原文の方が読みやすい(笑)。口語訳で憲法に親しんだ後で原文を読むと、分かりやすいのかも知れません。
(口語訳には脚注がついていて、そこにはけっこう興味深い情報も載っています。)
ただ、憲法の条文を若者言葉に直しただけではない。
脚注やコラムも含め、全体としてみると「それなりに深い本」とも言えそうな気がします。
そんな点を差し引いても、かなりいい本だと思います。
内容の良し悪し以前に、ものを考える姿勢とでもいうのでしょうか。自分のアタマで考えるとはこういうことなのか!と気付かされる本です。難しい理屈をこねまわして考えたような気になるのではなく、きちんと自分の手元に引き付けて考える。。。
あと。
本書は憲法解説の分かりやすさばかりが話題になっていますが、むしろコラムの方が素晴らしいと感じます。
少なくとも私にとっては「聞いたことはあるけど、よく分かっていなかった」話が多い。まさに目からウロコ。。。この歳になるまで片目をつぶって生きていたかな、とちょっと恥ずかしくなる部分もあります。
内容には賛否両論あるのでしょうけど、細かいことは抜きにして、いちど通読しても損はない。
ある程度きちんとした内容が、漫画本以上の読みやすさで書かれている。こんな本はそうそうないと思います。
小学校高学年以上であれば読めると思います。大人も含めて、今の世の中に生きる日本人ならば、一度は目を通しておくべき本だと思います。
============================
<8月6日:追記>
本書、憲法原文と口語訳が対比可能な形で載っています。(見開きで、右が口語訳、左が原文)
口語訳を通読した後で原文に目を通すと、正直言って、原文の方が読みやすい(笑)。口語訳で憲法に親しんだ後で原文を読むと、分かりやすいのかも知れません。
(口語訳には脚注がついていて、そこにはけっこう興味深い情報も載っています。)
ただ、憲法の条文を若者言葉に直しただけではない。
脚注やコラムも含め、全体としてみると「それなりに深い本」とも言えそうな気がします。