Lone Survivor: The Incredible True Story of Navy SEALs Under Siege の感想

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参照データ

タイトルLone Survivor: The Incredible True Story of Navy SEALs Under Siege
発売日販売日未定
製作者Marcus Luttrell
販売元Sphere
JANコード9780751555943
カテゴリ » 洋書 » Special Features » all foreign books

購入者の感想

2010年前半に米国のテレビで流れていた帰還兵向けの援助団体のコマーシャルに次のようなものがあった。

-若い帰還兵が誰もいない空港で一人で荷物を受け取る。次は都会の中。一人だけで車も走っていない。"Welcome home."と言って来た男性と握手をすると画面がカラーになって雑踏の人が現れ車が走り出す。

本書の著者はテキサス州東部の農場の出身で、都会の帰還兵の環境とは大分違った、アフガニスタンからの「英雄の帰還」を2005年に果たしている。2010年だったらどうだろうか。

以下、NAVY SEALの訓練とアフガニスタンにおける作戦を知りたいという観点からの評。

【p.85-182】 SEAL Basic Underwater Demolitionコース228期の選抜・訓練の詳細。
とても細かく記載されていて★★★★★。たまたま同じ期のBUD/S Class228を元SEALが取材した本「The Warrior Elite」に自分が出てくると巻末にある。

【p.215-322】 タリバンの幹部の偵察・抹殺のはずだったSEAL4名でのOperation Redwingの出発から3名の同僚が死亡して著者が非タリバンのアフガニスタン人医師に保護されるまで。
ここも詳細で★★★★★。写真はちょっとしかない。
AK-47で複数回体幹を撃たれても戦闘を続けたというのに驚いた。大径低速弾は遠いと殺傷能力が落ちるからだろうか。
なぜタリバンに脅されてまでパシュトゥンがアメリカ兵を保護するのか? というところに大変に興味がもたれる。これがパシュトゥンの掟の一つ「lokhay」によると後で情報官に聞かされたとのこと。日本人からすると、事の内容から言ったら書名を「lokhay」にした方がいいんじゃないかというくらいここは重要だ。本の全体が愛国者として書かれているのでlokhayについてはあまり一般記述がなく知りたい読者は情報不足で終わる。★★インターネット検索でもろくろく出てこないし。現実ではSEAL4名の捜索に出た大型ヘリがタリバンに撃墜されて全体として大事件になっている。

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