映画秘宝EX映画の必修科目11 鳥肌ホラー映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX|映画の必修科目 11) の感想

　映画秘宝ex、第11弾は、「鳥肌ホラー映画100」です。意外と言ってはなんですが、ホラー映画編未刊だったんですね！！
　巻頭、最近は、俳優としても活躍中の栗原類さんへのインタヴューです。意外にホラー映画に造詣が深く、
　こだわりを持っておられるようで、少しびっくりしました。
　続いて、例のごとくホラー映画の歴史です・・・これは中々上手くまとめられています・・・・・。そして、年代別に作品が紹介されています。
　1：30~60（11作品）　　2：70’s（27作品）　　3：80’s（27作品）　　4：90’s（14作品）　　5：00’s（21作品）　　計100作品が紹介されています。
　私なりに記憶に残る作品を少し上げておきます。　　1：血の祝祭日、ホラー映画がブームのころ、VHSのレンタルで観ました。
　衝撃を受けました。初めて、スプラッターという言葉も覚えました。個人的には、2000人の狂人がベストかな？！
　2：悪魔のいけにえ、上映している映画館を探して、守口まで行きました。非常に粒子の荒い画像で、内容とよくマッチしていました。
　センチネル、俗に言う3大フリークス映画の1本で、近年やっとDVDがリリースされました。
　ザ・ブルード　怒りのメタファー、クローネンバーグにとって離婚がどれほど深い傷になったのかがよくわかります。
　3：ビヨンド、ともかくグロいです！！しかしグロさでは、地獄の門のほうが上です。
　ザ・センダー、ザ・キープ・・・・中々渋いです！！
　4：イベント・ホライズン、この手があったのかと驚かされました。　
　5：ホステル、いや~、悲惨ですね！！最後も予期していた通りで！！
　基本的な作品から、少々マニアックなものまで、いろんな作品が選択されています。
　初級、中級の人には大いに参考になると思います！！