私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語
発売日販売日未定
製作者ピーター ローベンハイム
販売元日本教文社
JANコード9784531081394
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » 動物・植物

購入者の感想

ほんの一握りの優秀な種牛から取った精子が

受精に必要な程度に薄められて売られているって知ってましたか。

だから同じお父さんから何千頭もの子牛が生まれています。

この本で知ったのですが、

人工授精に必要な精子を採取するときに

種牛の相手をさせられる(何かに乗らないとその気にならない)のは

成績の悪くなった種牛(つまりオス)なんだそうです。

なんともやりきれない話ですね。

筆者はユダヤ人のジャーナリストです。

都会育ちの筆者が牛の一生を見届けるために

ニューヨーク州の片田舎で酪農生活にどっぷりとはまります。

生活のために牛を育てて、ハンバーガーになるのはわかってても

売らなければならない。そんな酪農従事者の気持ちを

丁寧に描写しようとしています。

ビートルズの伝記作家で、過激なインド思想の動物愛護家が

出てくるエピソードがありますが、これは結構笑えます。

彼がビートルズの伝記を書いた理由は、

「ある日、ビートルズの本を買いに出かけたが、見つからなかった。

それで自分で20冊ほど書いたんだ。」  すごい!

結末はお楽しみです。

でも読んだらちょっぴりハンバーガーショップに行くのが

ためらわれるかもしれませんね。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語

アマゾンで購入する
日本教文社から発売されたピーター ローベンハイムの私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語(JAN:9784531081394)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.