吉野弘詩集 (ハルキ文庫) の感想

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参照データ

タイトル吉野弘詩集 (ハルキ文庫)
発売日販売日未定
製作者吉野 弘
販売元角川春樹事務所
JANコード9784894565173
カテゴリ文学・評論 » 詩歌 » 詩集 » 現代詩

購入者の感想

吉野弘さんの訃報をきっかけに、彼の詩を再び読みたくなって、インターネットで読み、改めて非常に感動。
それだけでは申し訳ないよう気持ちになって、本書を買いました。

「祝婚歌」は、これまで知りませんでしたが、一番有名な作品だったんですね、非常に感動しました。
教科書に載っていた「夕焼け」や「I was born」以外にも、本当に素敵な作品がたくさんありました。
「奈々子に」「自分自身に」「虹の足」

彼の詩を読んでいるうちに、自分の心が最近ずっと探し求めていたものが見つかったような気がしました。
会社生活に長い間適応していくうちに、私の頭は、「理屈で分析すること」に精を出し過ぎていたのではないか?ということに、ふと気がつきました。
繊細でやさしい心の動きを表す詩に、とても感動しました。

あまりに素敵だったので、気に入った詩を家内と娘に送りました。

 結婚式の祝辞でこの詩集から詩を読んでくれた友人がいました。  「祝婚歌」という詩です。「二人が仲睦まじくいるためには 愚かでいる方がいい 立派すぎない方がいい」で始まる、この歌は、これから結婚する人にとっては結婚というものが何なのか、結婚している人にとっては自分の結婚を振り返るいいきっかけになると思います。
 この本の他の詩もいいけれど、この詩をもう一度かみしめてみたかったので、この本を手に入れました。0

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