スター・ウォーズ 1/72 タイ・ファイター の感想

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ファインモールド（以下：FM）信者としても、このTIEファイターは素晴らしいと思います。
モールドはシャープで大変キメ細かいくパーティングラインも目立たず非常に組み立てやすいものです

以下は、FM版との比較です。
●大きい
　同じ1/72のはずなのですが、バンダイ製のほうが一回りほど大きな外観になります。
　これはアドバンスドX-1でも述べたことです。
●柔らかい
　FMのキットを作っていることが多かったためかわからないですが、プラスチック自体が柔らかく感じます。
　デザインナイフでゲート処理をする際は注意が必要かと、FMの感覚でいくと抉りそうになります。
●コクピットモジュール
　FMとは一長一短といった感じです。
　内部ディテールが見えることはほぼないですが、バンダイ版はX-1と共用で済ましている感じがします。
　映画を見ればわかりますが、内装はFMのデカールのほうが正しいでしょう。
　パーティングラインの入り方などは、FMと比較しても大差はないのでライン処理に手こずることはないと思います。
●ソーラーパネル
　恐らく本キットを購入する人の一番肝になるのはここでしょう。
　お世辞抜きに、素晴らしい薄さとパーツ分割です。
　ディテールも妥協なく細やかにできており、短所を見つけることが難しいほどです。

以上を総評して星５つとしました。
欲を言えば、やはりデス・スター・トレンチの台座以外に、裏蓋を外さずに飾れるFMのような台座もつけてほしかったこと。
レーザー砲も穴の開いていない物も付けてほしかったこと（折角プロップ準拠にしたコクピットなどがあるのだし・・・）。
是非ともTIEボマー＆インターセプターも出してくれることを期待していますよ。バンダイさん！！

◆写真はFM版との比較（左がバンダイ版 / 右がFM版）