白銀ギムナジウム 上 (百合姫コミックス) の感想

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参照データ

タイトル白銀ギムナジウム 上 (百合姫コミックス)
発売日2014-10-18
製作者ひるの つき子
販売元一迅社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

同日に捨て子として寄宿舎に預けられた、
(自称)双子の関係性の破壊と再構築の物語。

物語の見せ方が秀逸だと感じました。
冒頭であっさり裏切られたように見えた主人公達の関係が、
別の少女の物語や懐古を通じて鮮やかに色づけされていき、
主人公達の行動や展開の伏線というか下地として働いていく。

ただ、結末に少しもやもやしました。
家族としての拠り所を求めているフィオナに、
家族じゃない”好き”と(しかも食傷な台詞で)告白したエイミー。
二人の折り合いはどこでついたんだろう…。

家族というテーマへの情報がもっと全体的にあれば、
あるいは、家族に対するエイミーの考えがあれば
想像で埋められもしたんですが…。

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