ヴァリアブルアクション D-SPEC 「電脳戦機バーチャロン マーズ」 テムジン747J の感想

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非常に細かく他に類を見ない意匠（マーキング）により
アクションフィギュア化は難しいと思っていたテムジン747Jが
このような形で実現する事になったのは、原作ゲームと機体の根強い人気
（更に某有名シミュレーションRPGに参戦している経歴も）あっての事でしょう。

可動範囲は説明文でよく動くと謳っているだけあり、劇中でのポージングは
ディフォルメ体型でもバッチリ決まります。
首・肩は基部にロール軸が設けられている他にニ箇所が可動。
胴体は胸部と腹部ブロックが分割されている構造なので
仰け反らせたり捻らせるなどの細かな表情付けも出来ます。
脚部はあまり回せないものの、太ももにロール軸があり
付け根からアンクルアーマーごと動く足の接地性は十分。
腰部アーマーで動くのは側面だけですが、干渉する程ではない為
可動面で気になる程ではないでしょう。
肘・膝は一箇所のみながら、なかなか曲がってくれるので
これまた動かして遊ぶ上で不自由するレベルではありません。
原作でも見る機会が多いであろう背中のマインド・ブースターや
Vコンバータに関しても展開状態が再現させられますし
飾って眺める派、動かして遊ぶ派どちらの方にもおすすめ出来ますね。

パッケージデザインからして”らしさ”が溢れ、個人的には☆五つを付けたい
ところではあるD-SPEC 「電脳戦機バーチャロン マーズ」 テムジン747J
気になる方は気になってしまいそうな点を幾つか挙げますと…

写真の機体色は一見白ですけど、実際の製品ではアイボリー系です。
その辺あれっ？と思う方もいるやも知れません。
付属武装のスライプナーMk.6は通常状態のみとなっており
ラディカル・ザッパーやブルー・スライダー形態までは無いのです。
マーキングについても、さすがに完全には再現されていないようです。
もっとも、これだけやってくれれば十分と評して良い水準には
間違いなく達しています。安心して手に取れる逸品です…よ。