Safety Can Be Fun の感想

おふろで熱湯を出してやけどする子、階段を走って転ぶ子、電気コードをいじって感電する子……。この本には、いたずらをして怪我をする子の例が、次から次へと出てきます。実際、そんないたずらばかりしている3歳の長男に読み聞かせながら、背筋が冷たくなるぐらいです。「ママ、この子死んじゃうの？」「そうよ」みたいな会話にもなります。「だから、やっちゃいけないのよ」というと、さすがに真剣にとらえているようで、不思議な威力を持つ本だなあと思いました。落書きのような絵が、妙に説得力を持ちます。