仮面ライダー 平成 vol.3 仮面ライダー龍騎 (平成ライダーシリーズMOOK) の感想

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タイトル仮面ライダー 平成 vol.3 仮面ライダー龍騎 (平成ライダーシリーズMOOK)
発売日2015-01-10
販売元講談社
JANコード9784063535532
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購入者の感想

 ”仮面ライダーvs.人類を脅かす悪組織”の図式を完全に外した、平成ライダーの新しい地平に本格的に踏み出す記念碑的な作品だったと思います。”戦いを止めるために戦う主人公”という位置づけも、いま考えればかなりの離れ業でした。
 他方では、本来の客層である子供たちにとってはカラフルでそれぞれに特徴のはっきりしたマスクスーツ、ライダーの人数分の「変身!」モーションなど、盆と正月とクリスマスが一緒に来たくらい理屈抜きに楽しめたシリーズだったようです。制作陣やキャストの皆さんの熱気や新しいものを作るぞという意欲が一種の”お祭り感”になって、大人の「・・これ仮面ライダー??」という多少の違和感も途中からは完全に吹き飛ばされた、稀有な作品でした。
 13ライダー+オルタナティヴと契約モンスター、ミラーモンスター、アドベントカードのグラフは、実質30数ページの本にしてはかなり大きく親切で、改めて見ても当時の、ドラマ自体の”威勢の良さ”が思い出されて新鮮です。顔出し俳優さん代表萩野崇さんのインタヴューでは王蛇・浅倉威役の話だけではなく俳優デビューから『超光戦士シャンゼリオン』との出会いや逸話まで読めてラッキーでした。 

コアすぎるファンには物足りないかもしれません。作品(話)の内容よりキャラクターに重点を置いています。しかし画面では目まぐるしく動いているキャラクターをじっくり見られるので写真集な感覚です。龍騎を見たことない、でも興味がある方はガイドブックにいいです。でも王蛇の役者さんはじめインタビュー記事は読みごたえたっぷりなので、やっぱりファンにもうれしい1冊です、なつかしさもあわせて。

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講談社から発売された仮面ライダー 平成 vol.3 仮面ライダー龍騎 (平成ライダーシリーズMOOK)(JAN:9784063535532)の感想と評価
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