The Girl on the Train: A Novel の感想
参照データ
タイトル | The Girl on the Train: A Novel |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Paula Hawkins |
販売元 | Penguin Audio |
JANコード | 9781611763737 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
ロンドンへの通勤列車が通過するイギリスの郊外都市で起こった、ある女性の失踪事件を題材としたサスペンス/スリラーです。
紹介で引用されている各誌のレビューにもありますが、人物の視点を切り替えつつ事件の核心に迫っていくスリリングな展開や、要所要所で読者の予想を裏切る展開、また簡潔な言葉で人物の歪んだ心理を描く巧みな描写は、作者や国は違いますが、ベストセラーのGone Girlを思わせます。
主人公であるRachelが、アルコール依存症で、離婚した前夫との未練を断ち切れず、結婚前の思い出に執着することで生きているような人物ですので、そういう人物のグダグダに付き合えない方は飽きてしまうかもしれませんが、謎解きも含めて、非常に引き込まれる内容で、個人的には一気に最後まで読み終えてしまいました。
舞台が2013年であり、登場する情報端末なども比較的新鮮ですし、どこの国にでも共通するような普遍的なベッドタウンの情景も描かれていますので、国や文化に依存しない、普遍的なわかりやすさもあります。
作者は今作がデビュー作のようですが、今後が楽しみです。
紹介で引用されている各誌のレビューにもありますが、人物の視点を切り替えつつ事件の核心に迫っていくスリリングな展開や、要所要所で読者の予想を裏切る展開、また簡潔な言葉で人物の歪んだ心理を描く巧みな描写は、作者や国は違いますが、ベストセラーのGone Girlを思わせます。
主人公であるRachelが、アルコール依存症で、離婚した前夫との未練を断ち切れず、結婚前の思い出に執着することで生きているような人物ですので、そういう人物のグダグダに付き合えない方は飽きてしまうかもしれませんが、謎解きも含めて、非常に引き込まれる内容で、個人的には一気に最後まで読み終えてしまいました。
舞台が2013年であり、登場する情報端末なども比較的新鮮ですし、どこの国にでも共通するような普遍的なベッドタウンの情景も描かれていますので、国や文化に依存しない、普遍的なわかりやすさもあります。
作者は今作がデビュー作のようですが、今後が楽しみです。