鎌田真彰の化学理論化学―合格点への最短距離 (計算問題解法編) (大学受験Do Series) の感想

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参照データ

タイトル鎌田真彰の化学理論化学―合格点への最短距離 (計算問題解法編) (大学受験Do Series)
発売日販売日未定
製作者鎌田 真彰
販売元旺文社
JANコード9784010342039
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 物理・理論化学

購入者の感想

私の学校では授業と並行して化学の添削をしていました。
しかし、化学の苦手な生徒にとって授業のあとにすぐに入試初級程度の問題を解くのはとても酷な話であり、化学嫌いの私は添削に一枚も触れぬまま高校生活を終えました。

このような分野別に解法がまとめられている本は、入試演習への繋ぎの役目を果たしていると言えましょうか。
他の分野の同シリーズにも言えることですが、基本的にこのような「理解本」を終えた後に総まとめとして演習に移る(十問など)のが典型的であり、かつ最も的を得た学習であるような気がします。

化学に苦手意識を持っている人は、問題を解く前にしっかりとした問題へのプロセスを学ぶべきです。
そのような段階のための本としては十分な価値を持っている一冊と言えましょう。

本書は主に化学’Uの分野を重点的に取り扱っています。

計算問題解法編といっても、その分野に必要な知識は網羅されています。(詳しいかどうかは分かりませんが)

特に素晴らしいのが、固体と気体の溶解度、希薄溶液の性質のところです。
多くの受験生が苦手とする分野ですが、本質を理解でき、応用力が凄まじいです。浸透圧の問題として京大の問題が掲載されており、難易度は高いですが、それまでの内容をきちんと理解出来ていれば、初めて浸透圧の問題を解く人でも完答出来ると思います。

本書を繰り返し終えた後は、「照井俊の化学理論化学計算の解き方がよく分かる本」をオススメします。

ここまでやれば、重要問題集レベルの理論の問題は余裕になります。
本書の姉妹版である、無機編と有機編も完璧にして頂くと、化学’T’Uの新演習に直接繋げられます。

理論化学攻略のコツは、それぞれの分野を理解した後、それぞれの分野には基本的な一つの解法(解き方の手順、定石)が存在するので、それを使ってひたすら練習することです。
つまり、インプット→アウトプットの流れで受験化学は攻略出来ます。0

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