映画プリキュアオールスターズNew Stage3 永遠のともだち 特装版 [Blu-ray] の感想

ハピネスチャージプリキュアの大ファンとして購入。公開当時は番組がスタートしたばかりなので、ラブリーの代名詞「ラブリービーム！！」が出なかったのは残念。ブルームにイーグレット、プリキュア5の面々、過去のニューステージで声がつかなかったメンバーも台詞ありなのが嬉しい。ゲスト声優も平野文さん、野沢雅子さん、剛力彩芽さん（意外に上手い）と豪華です。

最後に一つ、ブラックとホワイトがカッコ良過ぎ。
ホワイト「子供達を泣かせたのは！」
ブラック「あなた達ね！」

New Stageシリーズに最終幕は、前作活躍した二人の妖精エンエンとグレルが現実に背を向け、夢から逃げている友達妖精のユメタ、そして彼に過保護な母親を止め、夢見る勇気を取り戻すために、「ドキドキ」と新米・ハピネスチャージとともに奮闘する展開から始まりますが、前作のようにドキドキが善戦するも、歴代とともに罠にかかってしまい、未熟ながらハピネスチャージが救い出す燃える内容と最高の感動が待っています。そして今回エンエンとグレルがプリキュアのパートナーデビューを果たしますが、そのプリキュアがあの娘になるとは（ルミナスのようにサポート向けな活躍をします）・・・ようやくNewStageが結ばれた感じがしました。

しかし、ジャケットにも映っておきながら、TVシリーズより先行登場と期待されていたキュアハニーが「声なし・通りすがり」扱いなのが、残念なものでした。

それとは逆に、今回は「声付き」で活躍するプリキュアのチョイスが満を持しての｢彼女たち」の出番が回ってきて誰もが待ってたと思います。今回の声付きは「ハピネスチャージ」「ドキドキ」「５gogo」「SS」のチーム、ハートキャッチコンビ、MaxHeartコンビ、ハッピー・ピース・マーチのスマイルトリオ、キュアメロディ・キュアピーチでしたが、「声なし」プリキュアたちとのコラボ感も高く、怒涛のバトルシーンは目が離せないです（アクア・ビューティのアロー、ミント・サンシャイン・ルミナスのバリア、年長？のエース・ムーンライト等）。

　印象が強く残ったのが、やはりそれまで空気だった「彼女たち」＝「５gogo」、「SS」がドラマ含め、大いに映画を盛り上げてくれていましたしブラックとホワイトは相変わらず強いし、ハートキャッチのブロッサム＆マリンは初参戦したDX２以来、一貫して出演しているのでその人気っぷりは不動なことがわかります！！メロディとピーチがタッグしたり、ハッピーのズッコケヘディング、どこか頼りないイエローコンビのレモネード・ピースなど見ものが多いですよ！！
　
その反面、「フレッシュ」「スイート」の活躍が浅いのががっかりでしたね。

■本編に対する感想■
もしも、大切な友人が悪い事に巻き込まれたときにそれを自分は救う事が出来るか、
もしも、親が自分のためだと信じて悪い事を悪い事だと気付かずにしてしまっていたらそれを指摘できるか。

その二つをテーマに物語は進んでいきます。
歴代のプリキュアも活躍するので若いお母さんやお父さんが子どもと一緒に見ても懐かしさを感じられると思います。
今回の舞台は「夢の世界」なのですが、その中でプリキュア達（変身前の姿）が夢を叶えていて、特に教師を目指していたあの子が教師姿で教壇に立っているシーンが私はお気に入りです。
プリキュア好きなら買って損はないと思います！

■商品が届いて本編を見た感想■
やはり素晴らしかったです。
視力などの問題で劇場で見た時には気付けなかった小ネタ（ちょいちょい出てくる歴代のキャラクターなど）に気付く事ができましたｗ
それと、映画が公開されてから4か月ほど経っているので、ヒメルダの声がまだ慣れていない頃の藩さんの少年っぽい声でした。本編と見比べてみて今のヒメルダの成長を感じるのもお楽しみの一つだと思います