ドラマと方言の新しい関係: 『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ の感想

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タイトルドラマと方言の新しい関係: 『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ
発売日販売日未定
販売元笠間書院
JANコード9784305707260
カテゴリ人文・思想 » 言語学 » 日本語・国語学 » 語源・歴史・方言

購入者の感想

 表題通り、三作品全てNHKのドラマで、民放のドラマは登場しない。版元がNHKの関連会社ではなく、国文学の老舗の笠間書院なのが面白い。昔、俄仕立ての方言を使って失敗したドラマがあったなあ、と読みながら思いだした。
 注32は「喜屋武エレン役の蔵下穂波は沖縄出身、宮下あゆみ役の山下リオは徳島出身と役柄の出身と一致しているために方言指導が付いていないと思われる」と仮定形ではなく、調べて書いてほしいところだ。何十年も前の番組でもないから。
 「あまちゃん」は最終選考に残った人の中から若春子役(春子さんはキョンキョンと有村架純を入れて計4人いる)を選んだ、と読んだ事があるが、「GMT47のメンバーというのも、徳島の子とか沖縄の子とかほとんどその土地の人をキャスティングして決めました。」(71頁)とあるので、それ以外の人という事になる。足立梨花とか制作陣がかぶる「はつ恋」に出ていたから、そちらの方で決めたのかと思っていた橋本愛といった人だ。
 尾野真千子は奈良県の人で、岸和田出身ではないが、あの関西のオバハン、といったイメージがついて回りそうだ。この冊子には出て来ないが、NHK大阪制作の朝ドラと単発ドラマ「その街のこども」の出演者を集めて作った怪作「夫婦善哉」みたいな番組もあるわけで。

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